アトレの多目的トイレに不審なネジ→ 盗撮カメラでは→ 調べた結果

東京都のJR大塚駅に直結しているアトレ運営ショッピング施設『アトレヴィ大塚』(東京都豊島区南大塚3-33-1)の多目的トイレの壁に、謎のネジが複数刺さっているとの情報がTwitterにツイートされ、インターネット上で「盗撮カメラでは?」と問題視された。

現地に出向いてネジを調べてみた

最近は超小型のネジ型カメラが物議を醸しており、もし多目的トイレのネジがネジ型カメラだった場合、盗撮目的で設置されたものの可能性も。そこで現地に出向いてネジを調べてみた。

確かにネジの存在を確認できた

『アトレヴィ大塚』の2階にある多目的トイレの壁を調べてみると、確かに、Twitterで話題になっていたネジがあった。規則正しく刺さっておらず、適当に刺した印象を受ける。しかしネジ型カメラのようには見えず、レンズも確認できなかった。おそらく、普通のネジだと思われる。

『アトレヴィ大塚』に対して取材した結果

この件に関して『アトレヴィ大塚』に対して取材をしたところ、以下の返答をもらった。ほぼ同時に、『アトレヴィ大塚』公式サイトにもほぼ同内容のコメントが掲載された。

<アトレヴィ大塚のメールコメント>

「お問い合わせいただきました多目的トイレの不審なネジにつきまして、ネジについては当社でも把握をしており、調査の結果、不審物ではございませんでした。本件につきまして、当社アトレヴィ大塚公式ホームページでもご案内を掲載しております。引き続き館内トイレ含め巡回強化を行い、安心安全な館運営に努めて参ります」

<アトレヴィ大塚の公式サイトコメント>

「Twitter上にて、アトレヴィ大塚の多目的トイレ内に不審なネジが設置してあるという情報が投稿されている件につきまして、該当箇所のネジは不審物ではないことを確認いたしました。なお、当該のネジは既に撤去してあります。館内トイレ含め巡回強化を行い、安全安心な店舗運営に努めて参ります」

改めて多目的トイレを確認してみた

取材では「ネジは何のためにあるものか」との質問をさせてもらったが、その点については返答はなかった。よって来店客が刺したものか、店舗関係者が刺したものか、そもそもいたずらなのか、その点は不明だ。ネジを撤去したとのことなので、改めて多目的トイレを確認してみた。

ガムテープで補修

ネジを撤去したあとの多目的トイレに出向いてみると、ネジが刺さっていた部分にガムテープが貼られていた。ガムテープだけではネジ穴にいたずらされる可能性が出てくるが、一時的にガムテープを貼っているだけで、のちに壁を改修するのかもしれない。

盗撮犯が世間に与える悪影響は大きい

今回の多目的トイレのネジ騒動。ネジがいたずらなのかどうかは不明だが、そもそも盗撮が多い世の中でなければ、そのような不安は生まれなかったはずだ。盗撮犯が世間に与える悪影響は大きい。

また、ネジ型カメラに関しても、強い批判の声が上がっている。

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