あまりにも行列が長蛇すぎて、「ウマイのにメチャクチャ並ばなきゃいけない」と思うとツライ気持ちが増幅。ついに行くのをやめたカレー屋のカレーがセブンイレブンで売っていた。JR荻窪駅から徒歩4~5分ほどの場所にある『トマト』(東京都杉並区荻窪5-20-7)だ。
ウマイけど行列がツライ
カレー屋『トマト』の人気っぷりは、もはや伝説級。開店前から行列ができるし、しかも数十人の長蛇なので、行くのに根気がいる。ウマイのに、ウマイを手に入れるには、ツライを体験しなくてはならない。でもウマイから食べたい。ジレンマ!
カレーとライスがセパレート
そんな『トマト』が監修したセブンイレブンの『スパイスの香りはじけるビーフカレー』。カレーとライスがセパレートになっていて、電子レンジで温めてからライスとカレーを出合わせるタイプ。
まさに塩気に頼らないおいしさ
これ、あくまで個人的な感想でしかないのだけど、元祖『トマト』より好きかもしれない。なぜなら『トマト』は辛味より塩気が強い印象があり、旨味がありながらも塩気との闘いになり、最終的に飽きが訪れることが多々あった。ウマイのはウマイけど。
しかし、セブンイレブンの『スパイスの香りはじけるビーフカレー』は塩気が程よく、なによりスパイス感を楽しませつつもまろやかで旨味ジワジワ。まさに塩気に頼らないおいしさがそこにある。
脂のジューシーブロック激ウマ
なにより素晴らしいのは牛肉だ。個体差があるかもしれないが、今回食べた『スパイスの香りはじけるビーフカレー』は赤身6割、脂身4割の割合でブロック状の牛肉が入っていたのだが、脂身の甘味と旨味が極まっててウマイ。食べるとジュワッと液体の脂がはじけ、カレーのスパイスと出会い、旨味爆発。脂のジューシーブロック、またらない。赤身ももちろん美味である。
改めて『トマト』に行きたいと思った
実店舗よりもコンビニコラボフードのほうが好きになるとは思わなかった。しかし『スパイスの香りはじけるビーフカレー』を食べて、改めて『トマト』に行きたいと思ったのは事実であり、まさに実店舗とコンビニの食べ比べをしようと思ったのであった。
カレーマニアの人には怒られそうだけど、実店舗の『トマト』より、セブンイレブンのトマト監修『スパイスの香りはじけるビーフカレー』のほうがウマイと感じたし好きな味だった。カレーが塩辛くないし、牛肉の脂身ブロックがすっっっげー甘味と旨味サクレツで最高! 改めてトマト行ってみるかな…… pic.twitter.com/7ty4RbzLD6
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) March 15, 2023