けっこう高度な塗り絵!自分で図鑑を完成させるNuRIEbook DOUBUTSU ZUKANを現役の幼稚園教諭が試してみた!

  by 古川 智規  Tags :  

株式会社マルアイが販売する塗り絵シリーズは以前にも取り上げたことがあるが、「NuRIEbook DOUBUTSU ZUKAN ぜつめつききどうぶつ」が昨年発売された。人気の図鑑シリーズ「学研の図鑑LIVE」とコラボした、遊んで学べる図鑑のぬりえで、第1弾「恐竜」につづく第2弾のテーマは「絶滅危機動物」。ぬりえを楽しみながら47種類の動物について学べるという、いかにも子供が喜びそうな塗り絵だ。これを普段は子供たちに塗り絵をさせている現役の幼稚園教諭が挑んだのでレポートする。

専用のマーカーも発売されており、色鉛筆でも構わないのだろうがマーカーであればそれなりの面積でも塗りやすそうだ。

まず幼稚園教諭が思ったのは「意外に細かい!」だ。子ども単独では難しそうな印象だそうだ。しかし、単に塗り絵として完成作品を壁に貼っておくものではなく、本品は完成後はそのまま図鑑になるのでできれば大人のアシストを得て一緒に楽しむのが良さそうだ。

図鑑とはいえ、色は自分の好きなように、好きなイメージで塗ればよいので、そのあたりは子供の独創性や情操に任せるのが良さそうだ。

原画の線はそれなりに太いので、多少塗り絵がはみ出してもそれは愛きょうというもの。気にせず塗っていくのがいいだろう。

実際に幼稚園教諭がやってみた感想としては、「完成までに相当時間がかかりますね。時間があるときでないと没頭できませんので、そこは子供にはいいのかもしれません。しかし塗り絵としてはなかなか高度なので、そこは大人の手助けがあったほうがいいと思いました。結論としては共同作業で1冊を完成させるという目標を立てれば、長い時間をかけても飽きずに、いい図鑑の出来を期待して取り組めるでしょう」ということだった。
急いで完成させる必要はないので、完成を夢見て子供と一緒に頑張っていただきたい。

※写真はすべて記者撮影

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