園児虐待事件発生で漫画家・清野とおる先生が過酷な「地獄保育園」時代を語る

静岡県裾野市の『さくら保育園』で園児に暴行を繰り返していたことが発覚し、3人の保育士が逮捕された園児虐待事件。あまりにも無慈悲な行為が繰り返されていたことが判明しており、多くの人たちがショックを受けている。

「地獄保育園」をTwitterに掲載

そんな事件を受けて過去の自身の出来事を思い出したのは、漫画家の清野とおる先生。彼は以前執筆した「地獄保育園」をTwitterに掲載。多くのTwitterユーザーが反応を示し、「引きずられた」「むりやり口に押し込まれた」など、多数の虐待を受けた体験談が寄せられている。

<清野とおる先生のTwitterコメント>

「俺が昭和時代に経験したような「地獄保育園」が、令和時代にもなってまだ存在してる事実に、ここ数日ずっとゾワゾワしていました」

「物心つきたての大切な時期にオトナから不条理な仕打ちをうけると、俺みたいな歪んだオトナになりますよ」





信じがたい行為が日常的だったようだ

清野とおる先生は地獄保育園時代にかなり無慈悲で残虐な行為をされていたようだ。土下座、暴行、鶏小屋に閉じ込め、食べ物を口に突っ込まれる、テーブルに顔を押し付けられるなど、信じがたい行為が日常的だったようである。

『さくら保育園』に匹敵する残酷な行為

清野とおる先生が地獄保育園で受けてきた無慈悲な行為の数々。今回発生した『さくら保育園』の園児虐待事件に匹敵する(またはそれ以上の)残酷な行為に思える。

<清野とおる先生のTwitterコメント>

「「地獄保育園」時代、無実の罪を着せられ園長と副園長に怒られた際の連絡帳が、実は残っている。少なくとも母は園側と戦ってくれてたようで、字からも怒りが滲みでている(笑)もう40年近く経ったし、その封印を解き、皆さんにトラウマのお裾分けします。わかりやすく注釈も入れておきました」

清野とおる先生の母親が園長に反発

やっていないのに、濡れ衣を着せられ、園長らに怒られる経験もしてきた清野とおる先生。園児がトラウマになっても仕方がない鬼畜の所業と言えるが、そんな無慈悲な地獄保育園に対して、しっかり反発していたのが清野とおる先生の母親だという。

二度と同様の出来事が起きないことを願う

清野とおる先生は、保育園側との連絡帳に母親が書いたメッセージをTwitterに公開。無慈悲で不条理な地獄保育園に対して怒りをあらわにしている。実際に読めば、母親の子を愛する気持ちから出た怒りの感情がひしひしと伝わってきた。

昭和、平成、そして令和。どの時代も存在し続けてきた地獄保育園。『さくら保育園』の事件を最後に、二度と同様の出来事が起きないことを願うばかりだ。

あなたが通っていた幼稚園や保育園や保育所、地獄ではなかっただろうか。


※記事画像は清野とおる先生の『地獄保育園』より

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