全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。先日、ガジェット通信でおなじみのB級フードライター・ノジーマくんの企画・ガジェ通クロスレビュー「横浜家系カップラーメン5品を食べ比べ! 一番うまい家系カップ麺はどれだ? これだ!」に参加させてもらった。家系大好きなラーメンライターとして言いたいことを言わせていただいたが、正直その進化に驚いている。
家系熱が冷めやらぬ中、セブンイレブンのカップ麺売り場を物色していると、気になる家系カップ麺を発見! その名も「極麺処 横浜家系豚骨醤油」。
「凄麺」シリーズでおなじみのヤマダイから発売されている。税抜で328円と、凄麺よりも高額な価格帯。凄麺からも家系カップ麺は発売されているが、果たしてその違いとは?
フタを開けると、袋が4つ出てくる。後入れ液体スープ、後入れ粉末スープ、かやく、焼のりの4袋だ。麺はノンフライ麺で5分待ち。
なんと言っても主役は醤油! 醬油の旨味がきっちり立つ醤油先行型の家系ラーメン。先日のクロスレビューでは豚骨や鶏油が立っているものが多かったが、醤油先行型の一杯についに出会うことができた。
かといって醤油のしょっぱさが際立っているわけではなく、豚骨や油感も強く、うまくバランスを取っていてアッパレな味わい。モチモチの平打ち麺がしっかりとマッチし、存在感を出している。
思いっきり啜りながら食べると醤油と鶏油の香りを存分に感じることができる。オススメだ。
家系カップ麺も個性の時代。これからもどんどんこだわりの一杯が出てくることを期待したい。