世界が注目?地球に優しい<海底ダイヤモンド>が日本に上陸!

  by shamrocks  Tags :  

鉱山で発掘する一般的なダイヤモンドとは異なり、
なんと「海底」から採取するダイヤモンド「海底ダイヤモンド(オーシャン・フロア・ダイヤモンド)」が、この度、日本に上陸、というニュースを見つけた。

ダイヤ関連で最近話題なのが、人工ダイヤ(合成ダイヤ)で、日経MJの2022年上半期ヒット番付になるほどに。
その次のムーブメントとして注目されているのが、この「海底ダイヤ」というわけだ。

銀座などで宝飾店を運営している(株)キューでは、
「海底ダイヤモンド」の取り扱いを2022年9月から開始すると、プレスリリースで発表。
海底ダイヤを使ったオリジナルデザインの婚約指輪・結婚指輪全11型を揃え、
9月26日(月)から、運営する宝飾店「ブリリアンス・プラス」の東京・銀座店で先行販売を開始するという。

「環境破壊」「労働者搾取」の2つの問題をクリア!
この「海底ダイヤモンド(オーシャン・フロア・ダイヤモンド)」は、「地球に優しい」という特徴がある。
その理由は、まず海底で採取するため、採掘による環境破壊の少ない点が特徴であるため。
鉱山で発掘する一般的なダイヤが雨風で地層ごと川に流され、長い年月をかけて海底に辿り着いたもので、
それら天然ダイヤと物(成分や結晶構造)も輝きも同じであるのも大きな特徴である。

キューは、実は日本企業として初めて、
その海底ダイヤを採取・加工・販売する英国のオーシャン・ダイヤモンド社と取引を開始。
オーシャン・ダイヤモンド社は、南アフリカの海で海底ダイヤを採取しており、
原産国や採取した海岸地域のトレーサビリティー(生産履歴の追跡)を確保。
さらには、現地では成人の専門ダイバーを雇い、海が穏やかな日に船を出すなど、労働環境にも配慮しているそう。

「採掘による環境破壊」と「労働者搾取」。この2つの問題をクリアにした、
まさに「“曇りのない輝き”のダイヤモンド」なのである。

婚約指輪と結婚指輪を美しい海底ダイヤで…
キュー社の新作リングは、婚約指輪5型と結婚指輪6型の計11型。
シリーズ名は、「BLOU(ブロウ)」。
(BLOU=南アフリカの公用語の一つ、アフリカーンス語で青を意味し、海をルーツとしたダイヤモンドを表現)
エンゲージリングには0.3カラット、マリッジリングは2.5mm幅の指輪に0.03カラット、1.8mm幅の指輪に0.01カラットの
海底ダイヤモンドをそれぞれ使用していて、税込価格は11万1800円〜。

9月26日(月)から「ブリリアンス・プラス」の銀座店で先行販売を開始した後は、
11月15日(火)から、横浜・名古屋・金沢・大阪店でも取り扱いを始めるとのこと。
何ともロマンを感じる、この「海底ダイヤモンド」。今年下半期の要チェックのアイテムである。

shamrocks

日常の中で見つけたおすすめ情報を紹介しています。のりトーストのある喫茶店が好き。