海外サッカー週刊誌でライターとして活動している佐藤峰樹氏が自身の『Twitter』上で不適切なツイートをしたとして話題になっている。欧州のビッグクラブでプレーする日本人選手の存在を否定するかのような内容だ。
だいたいユナイテッドやインテルあたりで日本人がヨロヨロやってるのがや安っぼくて、有り難みがないんだよ。
※原文ママ
佐藤氏が指しているのは、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド・プレミアリーグ)の香川真司選手とインテル・ミラノ(イタリア・セリエA)の長友佑都選手だと思われる。ツイートからは欧州を代表するビッグクラブ、あるいはビッグリーグに日本人が在籍していることが気に食わないことが読み取れる。
どんだけの評価もらってるか知らないけど、早く他へ行ってくれよ。興醒めなんだよね。
3シーズン前に欧州一に輝いたインテル所属の長友選手。ストラマッチョーニ監督は先月の記者会見で「長友はシーズン当初から大きく成長した。守備の局面での対応、(利き足でない)左足の使い方の進歩が著しい」と日本人選手を評価。会見翌日のラツィオとの上位対決にもフル出場するなど、インテルの主力として認知されている。
一方、世界規模の人気を有するユナイテッド所属の香川選手。2カ月ほど負傷で離脱していたが、昨年末のWBA戦でスタメンとして復帰を果たし、2対0の勝利に貢献した。クラブ公式サイトによると、ファーガソン監督は「真司の出来に大満足している」と試合後の会見で語っている。今後はファン・ペルシ(オランダ代表)やルーニー(イングランド代表)らとの熾烈な定位置争いに”参戦”するものと思われる。
もうヨーロッパに日本人選手は要らないし、不快だ。足手まといで邪魔ななんだよ。 Jでテキト〜に稼いでいればいいじゃん。身の程を知れ。
「欧州で活躍する日本人選手の全否定」と受け止められても仕方のない佐藤氏のツイートに対し、「サッカー関係の仕事でこれはない」などの批判が集中している。騒動が明るみになった直後、彼がデザインを手掛ける『エル・ゴラッソ』のトップページには代表取締役の名で謝罪文が掲載され、佐藤氏のツイッターのアカウントからは問題のツイートが削除されている。
画像: 佐藤氏の該当ツイートの魚拓のキャプチャー
http://www.peeep.us/95f7a047