最近はジメジメと蒸し暑い日が続いていますね。少しずつ夏っぽい季節になってきました。
個人的に夏は大好きな季節なのですが、近年の夏の暑さは暴力的。油断をしていると熱中症になってしまいそうなので、今からなるべく気をつけるようにしています。
その対策として最近はしっかり水分や塩分を補給したり、エアコンで部屋を涼しくしたり、Tシャツや短パンなどの涼しい服装で過ごすことも増えてきました。ところが実は、単純に薄着になることは十分な暑さ対策にならないのだそうです。たとえ半袖の服でも生地の通気性が悪いと体温の放熱を妨げる原因となり、深部体温の上昇を促してしまうのだとか……。
そこで株式会社リベルタが目をつけたのは肌着や衣類が持つ「生地温度」。今回はリベルタが展開するクーリングウェア・ギア「FREEZE TECH(フリーズテック)」のおすすめ製品を提供いただき、その効果を実際に体験してみることになりました。
フリーズテック<PERFORMANCE LINE>冷却シャツ 長袖クルーネック
こちらが今回着用してみたフリーズテックの冷却シャツ。触ったときにヒヤッと冷たく感じる、接触冷感機能を持った機能性衣類となります。最近は割とこの手の製品は見かけますよね。
早速こちらを開封してみたのですが……
なんと袋から出てきたのは長袖のクルーネックシャツ。夏の暑さ対策なのに長袖! 夏に長袖シャツなんて41年生きてきて一度も着たことないですよ……!!
もちろんフリーズテックのラインアップには半袖シャツやノースリーブのタイプもあるのですが、フリーズテックの機能を最も感じられるのが長袖タイプなのだそう。確かに通気性や吸水性は良さそうですし、汗もすぐ乾きそうな生地なのですが、長袖シャツが暑さ対策になるのかというとちょっと信じられません。
ところがフリーズテックの最大の特徴はその生地ではなく、裏地の特殊加工にありました。
裏地には全体に雪の結晶のような柄がプリントされていました。実はこれはただの模様ではなく、エリスリトールやキシリトールなどを含有した特殊な「氷撃冷感プリント」なのだそう。
このプリントが施された生地が汗(水分)を吸収すると、その吸熱特性によって生地温度が下がることで肌に冷感を付与。汗をかくことで冷感が発生し続けるため、服を着た瞬間だけでなく持続的に冷感が続くというのです。
フリーズテックを着て蒸し暑い日にジョギングしてみた
着ている間ずっと冷感が続くだなんて、そんなに都合のいい話があるのでしょうか。早速フリーズテックの効果を確かめるため、今にも夕立が来そうな蒸し暑い日にフリーズテックを着てジョギングをしてみることにしました。
よりによって水分補給や暑さ対策を怠ったらあっという間に熱中症になりかねない、熱中症危険度の高い日ですよ。今までの感覚だったらそんな日に長袖を着るなんて狂気の沙汰なのですが、本当に大丈夫なんだろうな……!?
ちなみに着用しているマスクもフリーズテック製品の「氷撃マスク」。シャツと同様に裏地には特殊冷感プリントが施されていました。
氷撃マスクは生地が軽くて柔らかいのでフィット感が強く、呼吸がしやすい感じもいいですね。いつもは不織布のマスクを使用しているので、フリーズテックの接触冷感がすごく気持ちいいです。これを普段遣いするだけでもかなり熱中症対策になるのでは……?
というわけで、ジョギングスタート!
走り始めてしばらくすると当然ながらジワジワと汗がにじんできました。すると確かに冷感が少し強まり、ひんやりと気持ちいい感覚が続きます。「氷撃冷感プリント」にはキシリトールなどの成分が含まれているとのことでしたが、まさにミント系のガムを噛んだときの清涼感を全身で浴びているような気分です。
生地の風通しもよく、冷感も腕の方まで感じられるので、長袖を着ていることの不快感は一切ありません。そしてだいたい20分くらい体を動かした頃でしょうか。一休みしようと腰掛けたら、ここでもう一段階衝撃が走りました!
汗をかいた状態で風を浴びると冷感MAX! 感動的な冷たさ!
座って休憩をしているとさらに汗が出てきたのですが、そこに風が吹くとさらにひんやりと強い冷感が。 これはめちゃくちゃ気持ちがいいぞ……!!
なにやらこのフリーズテックの「氷撃冷感プリント」は汗を吸収した状態で風を受けることでさらに強い冷感が発生するメカニズムになっているそう。
つまり汗をかきながら動き続けているほど冷感が強くなり、夏の暑さ対策が強固なものになっていくのです! 普通の服なら汗をかくほど不快になるし、熱中症の危険度も高くなるというのに……!
そこで思い切って持っていた水を頭からかぶった状態で風を目一杯浴びたら、どれだけ冷感が強くなるか試してみることにしてみました。
上半身がずぶ濡れの状態で体を大きく動かしながら歩いてみると、まるでコンビニの冷蔵庫からドリンクを取り出すときのような感覚! 蒸し暑い日のはずなのに、もはや寒いレベルです!!
だけど生地自体は通気性がよく、速乾性が高いため、びっちょりと濡れた生地はほどなくして乾燥。極端すぎる冷感は収まって快適なレベルでずっと続き、長時間気持ちよくウォーキングができました。これはよくできていますね!
生地はUVカット加工もされているため、長袖なら日焼け対策も万全。ジョギングや自転車などの運動のほかにも、屋外での仕事や釣りやキャンプ、夏フェスなどのアウトドアレジャー、炎天下での草むしりやガーデニングなど、さまざまなシーンでの暑さ対策に大活躍しそうだなと感じました。
ノースリーブもポロシャツも! 充実のラインアップ
今回はフリーズテックの長袖クルーネックシャツとマスクを体験してみましたが、ほかにも半袖シャツやノースリーブシャツ、ポロシャツなど、一枚着からアンダーウェアまで豊富なラインアップが発売されています。
また「氷撃冷感プリント」は洗濯の耐性も強く、50回以上続けて洗濯をしてもプリントが剥がれず約70%の効果をキープできるとのことなので、夏の終わりまで着倒しても問題なく効果を感じられるはずですよ。
夏の暑さ対策に、あえて着る。ぜひ皆さまもお試しを。
FREEZE TECH(フリーズテック)
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