「お父さん、オレの奨学金を使い込んでくれて、ありがとう。」
父の日、6月19日にあるツイートが話題となり、リツイートの数が1万以上に。
これにはどのようなメッセージが隠されているのでしょうか。
広告が張られたのは岩手県二戸市のとある駅
父の日にあわせて手紙を故郷の駅に出したけど、お父さん読んでくれるかな? pic.twitter.com/hL8gXpwtRn
— 足澤憲(たるさわけん)/セコロジスト/AI-Credit (@tarusawa_ken) June 19, 2021
一見、父の日の感謝のメッセージに読めてしまうが読み返してみると「奨学金を使い込んでくれて」という
本来ありえない行動に対する感謝の言葉になっている。
広告の全文書き起こし
パチンコも競馬もやっていないのに、どうやって借金をこしらえたの?給食費が払えなくて中学からバイトしたときは「なんでオレだけ?」と思ったよ。オレの奨学金をあなたが使いこんでいたのを知ったときは、ふしぎなことに怒りよりも席に驚きが来たよ。農業マシンを買うための借金とかはしょうがないと思うけど、お金がないくせに新しいモノを衝動買いするのは、よくないと思うな。ブームに乗っかってパソコン買ったけど、ぜんぜん使っていなかったよね。でもそのおかげで、オレがパソコンを使うようになってお金も稼げるようになったんだよね。あなたがお金でくろうしたからこそ「どうやってお金を稼げるのか?」「どうやったらお金で損をしないのか?」をよく考えるようになったよ。そして300万円の奨学金の返済を工夫して返したら、ポイント還元されて6万円近くトクしたよ。知識や情報を知っていれば、あなたもお金で苦労しなかったのかもね。3年半前にあなたみたいな人を救いたくて、スマホアプリを開発したよ。クレカを使ったり、なんちゃらPayで決算したりしたときの還元率がひと目でわかる、ポイント還元アプリだよ。今は17万人の人が使ってくれてるんだ。二戸市の人口2万6000人の何倍も多いのはちょっとスゴいだろ?でも盛岡市の人口を超える30万人くらいに早く使ってほしいんだ。だからこうやって広告まで出してるんだよ。お父さん、この文字は読めてるか?この世に未練のあるあなたなら、幽霊になって読んでるよね。お父さん、パソコンを買ってくれてありがとう。お金について考えるチャンスをあたえてくれてありがとう。お父さんみたいにお金で困る人の力になれるようにがんばるよ。そのうち天国で飲もうな。そのときの支払い方法は、このアプリを使って決めさせてくれよ。
AIクレジット開発者 足澤憲
実はお店のポイント還元率がわかるアプリの広告
この広告は開いた場所・お店のポイント還元率がまるわかりのアプリ「AI-Credit」の開発にかけた想いをつづったも。
開発者である足澤憲さんの想いを故郷の二戸市の駅に広告として出しました。
当たり前に使っているツールやアプリには背景、バックストーリーがあります。
こうして赤裸々な描写を知ったうえで使う「AI-Credit」は感慨深い。
AI-Creditの詳細
公式ホームページ:https://ai-credit.co.jp/