うまい棒といえば10円という超安価で買うことができるうえ、味の種類も豊富。チビッコたちだけでなく、大人もついつい食べたくなってしまう最強の駄菓子。キング・オブ・駄菓子といえば多くの人がうまい棒を思い浮かべることでしょう。
食べていると口の中がパサつく問題
うまい棒の味付けは基本的には濃いめ。ゆえにお酒のおつまみとしても適任でもあるのですが、それはあいにく最初の方だけ。何本も食べていると水分がコーンスナックに吸収され、口の中がパサパサになってしまいます。
若い頃はそんなに気にせず無限に食べていたものですが、年齢を重ねるごとにこのパサツキが気になるようになってしまいました。水分がなくなるとどうもヨボヨボとしてしまいます。これも老化というやつなのでしょうか。
うまい棒をおつまみに最適化させる「玉子焼きうまい棒」
どうにかしてうまい棒の味をお酒のおつまみとして活かせないものか……。そんなことを考えていてひらめいたのが今回ご紹介する「卵焼きうまい棒」になります。
作り方は簡単で、うまい棒を短冊切りしたら溶き卵をたっぷり吸収させ、フライパンで軽く焼くだけ。うまい棒の味はやさいサラダ味がオススメです。
フレンチトーストを作るときのように、たっぷりと溶き卵を吸収させましょう。
卵がある程度固まったら完成。焦げ付きにくいフライパンなら油を使わなくてもOK。入れるとしても本当に軽くで大丈夫です。
完成!「玉子焼きうまい棒」
焼き上げたうまい棒を食器に盛り付けたら「玉子焼きうまい棒」の完成。見た目はとびきりショボいですが、10円のうまい棒1本と卵1個しか使っていないのですから見た目の映えまで求めるのは酷というものですぞ。
食べてみると食感は完全に玉子焼き。それをうまい棒やさいサラダ味のシーズニングで味付けしたような感じに仕上がっています。ゆえにまったくもってパサパサせず、むしろふんわりジューシー。うまい棒をお酒のおつまみに起用する際の欠点が見事に解消されました!
うまい棒やさいサラダ味はサラダドレッシングをイメージしているとのことですが、実際はガーリックがきいたパンチのある味になっています。卵に包まれていてもその個性は失われず、噛みしめるたびに口の中で存在感を発揮。こちらをチビチビと食べればお酒のペースがどんどん加速。お酒が進む、進む!! リニアモーターカー!!!
最強はやさいサラダ味! でもいろいろ試すのも楽しい
実は先日BuzzFeed Japanの「大人のリトルグルメ」という企画に参加させていただいたのですが、その記事中でも「卵焼きうまい棒」を紹介しました。ありがたいことにTwitterでの反応もなかなか好感触だったようです。
【レシピ】お菓子を工夫すると意外に美味しくなるグルメhttps://t.co/186QeTqVhX
「卵焼きうまい棒」
うまい棒を短冊切りし、溶き卵を吸収させる。フライパンで焼いたら完成。感想:「全部おいしいけど、めんたい味が一番美味い。最強!」「うまい棒はいろんな味で楽しめるのがいい!」 pic.twitter.com/OmA2UqmCjS
— BuzzFeed Japan (@BuzzFeedJapan) June 3, 2021
このときは「うまい棒のめんたい味を使って作ると最強!」と感想をいただきましたが、実はやさいサラダ味を使いたかったのに当日入手できなかったという裏話があるんですね。めんたい味も確かによかったですが、やっぱりやさいサラダ味のうまさの爆裂感は最強だと思います。
とはいえ、うまい棒はいろいろな味があるというのが魅力。いろいろな味で作ってみるのも楽しいのは間違いなし。味がしょっぱくて濃いものの方が合うと思いますが、逆にシュガーラスク味などでもハマりそうな予感。ぜひぜひお試しを〜!