日本では少子高齢化が叫ばれ始めてしばらく経ちますが、少子化の原因となっている出生率の低下は日本に限った話ではありません。
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が5月5日に発表した統計によれば、2020年のアメリカ国内の出生率は前年比4%減で6年連続の減少となっています。
Breaking News: U.S. births declined for the sixth straight year in 2020, as the pandemic accelerated a trend that has been building for the last decade. https://t.co/HxQCb3Sack
— The New York Times (@nytimes) May 5, 2021
https://twitter.com/nytimes/status/1389794454245085190
アメリカ国内の出生率が6年連続で減少したことは大々的に報じられることとなりました。こちらはニューヨーク・タイムズの記事のツイートです。
このニュースを受け、多くのアメリカ人が持論や意見をSNSに投稿しています。
US birthdate at a historic low. Not surprising. In order to have a child in this country you need money, a supportive partner/team, childcare, flexible work schedule etc. Parenthood in the US is reserved for the privileged and young Americans know it.
— Tanzina Vega (@tanzinavega) May 5, 2021
https://twitter.com/tanzinavega/status/1389893009874071552
「アメリカの出生率が歴史的低水準。驚きではないわね。この国で子どもを産むには、お金、協力的なパートナー/チーム、保育、フレキシブルな勤務形態などが必要。アメリカでは特権階級しか親になれないということを、アメリカの若者は知っているのよ」
the thing is, "i'm too selfish to have a baby" is a totally valid reason to not have a baby. women do not actually owe the world babies.
— and my haters can quote me on that (@lyta_gold) May 5, 2021
https://twitter.com/lyta_gold/status/1390008392245256193
「“私は子どもを産むには自己中すぎる”というのも子どもを産まない正当な理由よ。女性は赤ちゃんを産まないといけないという義務があるわけでもないし」
the declining birth rate in our country has forced me to ask myself a couple tough questions such as “who cares” and “so what”
— 𝑜𝓁𝒹 𝓉𝑜𝓂 (@YuckyTom) May 5, 2021
https://twitter.com/YuckyTom/status/1390052739443568648
「アメリカの出生率の低下は、“誰が気にする”とか“それがなにか”といったタフな質問を自分自身に投げかけてくる」
他にも
・出生率の維持=労働力確保という意味なら移民をもっと受け入れればいい
・給料上がらないのに養育費は上がる一方じゃ、子どもを産みたくても産めないよな
・仕事で疲れ切ってるから子どもを作る余裕なんてない
・今や家も子どもも贅沢品
・こんな社会じゃ子どもがかわいそうだ
・夫婦揃って週40時間働いてやっとなんとか生活できるレベルじゃ子どもは無理
・出生率の低下はアメリカに限った話じゃないんだな
・犬飼うのだって大変なのに
・地球規模で見ると人口数が増えすぎたから逆に悪い事ではないのかもよ
・給料の半分が家賃で消えていくんだから、残りの半分で子どもなんて育てられるか
・人口が増えてるのってアフリカとアラブの国々しかないんじゃないの
といった声が集まっていました。
※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/nytimes/status/1389794454245085190
※ソース:
https://www.cdc.gov/nchs/data/vsrr/vsrr012-508.pdf