1席ごとに4分休符の張り紙 コンサート会場のセンスあふれるソーシャルディスタンス対策が話題に

とあるコンサート会場のセンスあふれるソーシャルディスタンス対策がTwitter上で大きな注目を集めている。

件の対策を紹介したのはピアニストの梨本卓幹(@TakumiN_piano)さん。投稿された画像を見ると、コンサート会場の客席の1席ごとに4分休符の張り紙が確認できる。この画像はいま梨本さんが留学しているハンガリーのブダペストにある「Óbudai Társaskör」(オーブダ会館)で撮影したものだということだ。

https://twitter.com/TakumiN_piano/status/1314649187775021058?s=20

「とあるコンサート会場にて」

長引くコロナの猛威に「ソーシャルディスタンス」といわれると殺伐とした気持ちになってしまいがちだが、こんなに遊び心のあるお洒落なアナウンスならあまり悪い気もしないものだ。梨本さんの投稿に対し、Twitter上では大きな反響が起こっている。

「あぁなるほど、休符で間を空けるってことか」
  
「ユーモアが最高ですね!
このあとのコンサートへの期待がいい感じで高まりますね」
  
「お願いの仕方が上手ですね目が笑っている笑顔
ほっこりしました♪」
  
「小粋ですね~」
  
「おしゃれディスタンスすぎる。こういう感性は好き。」

こういった優れた例を参考に、少しでもウィズコロナの時代を心豊かに過ごせるようなソーシャルディスタンス対策が普及することを願いたい。

なお梨本さんは現在、ハンガリーや出身地の長野県を拠点として演奏活動を展開中。

「Chopin : Ballade No.1 in G minor, Op.23 – 梨本卓幹【ショパン】」
https://youtu.be/k6ppf5g4CvM

公式ホームページ(リンク)で出演イベントや演奏動画などに関する情報が確認できるので、ご興味のある方はぜひチェックして頂きたい。

※画像提供:梨本卓幹(@TakumiN_piano)さん

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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