【酷暑下でのマスクお助けアイテム】レモン+冷感+抗菌=『ウイルッシュ マスク用リフレッシュミスト』

  by 古川 智規  Tags :  

暑い夏が続く中でもマスク装着は必修だ。顔の大部分を覆ってしまうので暑いのは当たり前で当然息苦しいはずだ。息苦しくないのはマスクが機能していないということなのでこれは仕方がない。しかし暑さや不快感だけは何とかならないものだろうか。
そんな時に記者がまず問い合わせるのが、お困りアイテムやお助けアイテムを開発しているリベルタだ。「暑くて不快なマスクを何とかするアイテムは開発しないのですか?」と問い合わせたところ、「すでに発売してますよ!」とのこと。早い、さすがだ、時流を読み切っている。相当急いで開発したと見えてリリースが記者のもとに届くのが遅かったのか存在を知らなかった。

株式会社リベルタは長時間のマスク着用でも快適に過ごせるリフレッシュミスト「ウイルッシュ マスク用リフレッシュミスト」を8月中旬より全国のドラッグストア等で順次発売を開始している。今回は、この夏は手放せないこと請け合いの「ウイルッシュ マスク用リフレッシュミスト」を取り上げる。

中身をいろいろと語る前に、記者が本品をイチ押しする理由のひとつは「MAID IN JAPAN」であるということ。今の時期に新たに製品を開発・製造するのに外国では困難であろう。しかし国産だからこそ安心して使えることの優位性は大きい。最近よく言われているサプライチェーン(原材料の調達から製造・在庫管理・流通・消費まで至る供給連鎖のこと)をなるべく国内で連鎖させることで、もともと高品質な製品を製造し、品質管理に厳しい日本のモノづくりを勃興させる小さな契機になるのではないかと考える。

さて、本品の詳細を見てみよう。リフレッシュ効果とともに消臭抗菌効果も期待できるスプレー式のミストだ。ただしエタノールは使用していないので強い刺激はない。

まずは暑さを何とかするための「ひんやり成分」はメントール。これをナノカプセル化(特許出願中)して繊維に長時間とどまるようにすることにより、ひんやり感が持続する。

次に不快感を何とかするための「香り」がついている。この香りが「フレッシュレモン」で、さわやかなリフレッシュ感を得ることができる。

最後に繰り返し使用するマスクの衛生面を何とかするための「抗菌剤」を配合。新型コロナウイルスに対応した抗菌剤ではないが、発酵乳酸ナトリウムは食品添加物としても使用され、広い抗菌作用と保湿効果があるので化粧品やシャンプー等にも広く使用される。食品添加物の場合は使用量上限がないほど安全なものなので、その点においても安心である。アルコールフリーなうえに、抗菌・保湿効果が期待できるので新型コロナウイルス対処はマスクそのものに頼り、本品はムレによる肌荒れや、マスク外側の雑菌の繁殖を抑えることによりニオイの発生も防ぐことに主眼を置いていると言えよう。

実際に使用してみた。本品はマスクの外側に噴霧する。内側ではないので注意だ。
マスクが少し湿るまで噴霧して、少し置いて乾燥させる。あとは装着するだけだ。
外側噴霧で大丈夫だろうかと思ったが、まずはレモンの香りが鼻や口に広がり、さわやかさいっぱいだ。いい香りなので呼吸が苦にならない。
そしてメントールのひんやり感が呼気のみならず、マスクに接触している顔の部位全体に広がる。決して物理的な温度が下がっているわけではないが、冷感を得られるので暑さからいくぶん解放される。メントール(l-メントール)はひんやりと感じる受容体を刺激することによりヒトは「冷たい」と感じる。トウガラシに含まれるカプサイシンで「熱い」と感じる逆の作用である。

向こう1か月間の長期予報では平年よりも高い気温である確率は60-80%とされていて、おそらく9月中旬までは暑い日が続くであろう。かといって暑さ・息苦しさ・不快感に負けてマスクをしないわけにもいかず、本品は必携のお助けアイテムになるだろう。小さなボトルになっているのでカバンにもポケットにも入る。ウィズコロナでもできる限りの快適さを追求していただきたい。
なお、本品は流通の都合上、ネット販売はしていないのでお近くのドラッグストア等で探すとよいだろう。

※写真はすべて記者撮影

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