定番のボードゲームとして真っ先に挙げられるのはやはり「オセロ(リバーシ)」ですよね。相手のコマを自分のコマで挟むと自分のコマに換えられ、最終的に盤面に多くコマを置けたほうが勝ちという、誰でも一度遊べばすぐに覚えられるシンプルなルールが魅力です。
そんなオセロのシンプルなルールを活用し、ほんの少しのアレンジを加えることで深みを作った「テトリバ」というゲームがTwitterユーザーによって発表され、話題となっています。
テトリス+リバーシで「テトリバ」
テトリバを考案したのはSNSやYouTubeなどで新しい遊びの提案活動をしている、はるびん。(@haru_kuso2)さん。オセロのコマに何か変化を加えることで別のおもしろい遊びができるのではないかと考え、コマをテトリスのブロックのように連結させるという形でアイデアをまとめたのだそう。
https://twitter.com/haru_kuso2/status/1286781126111977472
「オセロのコマに個性をつける」という着想から『テトリバ』という遊びを作ってみました。
ルールはオセロと同じですが、4種類のコマをいつ、どのように置くかといったオセロにはない新しい駆け引きを楽しむことができるようになりました。https://t.co/Eju59KjtEl pic.twitter.com/2QHlMuvUy2
— はるびん。 (@haru_kuso2) July 24, 2020
「オセロのコマに個性をつける」という着想から『テトリバ』という遊びを作ってみました。
ルールはオセロと同じですが、4種類のコマをいつ、どのように置くかといったオセロにはない新しい駆け引きを楽しむことができるようになりました。
テトリバで使用するコマは4種類。普段のオセロと同じ「シングル」のコマは8個、2個連なった「ダブル」は6個、3個連なった「トリプル」は1個、コマが“く”の字に連なった「クノジ」は3個割り当てられます。
多く連なっているコマは強力で、一度に多くのコマをひっくり返すことができますが、逆にひっくり返されるとダメージが大きい“ハイリスク・ハイリターン”なコマとなります。
しかし後半まで強力なコマを残しておくとひっくり返されるリスクは減りますが、空きスペースが少なくなって置きにくくなるという別のリスクが出てきます。
つまりコマの種類が数種類増えただけで、どのコマをいつどのように置くかという戦略的な要素が一気に増えるわけです。これはおもしろそう……!
Twitterには実際のプレイ動画も公開されていました。コマの種類が増えた分悩む時間は増えるものの、手持ちのコマ数自体は減っているので、ちょうどよいプレイ時間で遊べるそう。
https://twitter.com/haru_kuso2/status/1286782940173590528
実際に遊んでみるとこんな感じです。
連なったコマによって不思議なめくれ方をしていくのも面白いところです。 pic.twitter.com/t5kePZ2H93— はるびん。 (@haru_kuso2) July 24, 2020
実際に遊んでみるとこんな感じです。
連なったコマによって不思議なめくれ方をしていくのも面白いところです。
テトリバを紹介したツイートは多くのいいねやリツイートを集め、「こういう発想ができる人 あこがれるなあ」「凄く楽しそうだから凄くやってみたい」「角をとってもひっくり返される場合があるのか…面白そう!」「面白い!!勝負した映像、最後まで見入った(笑)」「天才すぎる」などとたくさんのコメントが寄せられていました。
そして実際に「テトリバ」をプレイしたはるびん。さんのご友人も「特に説明がなくても簡単に遊べるのが良い」「パズルゲームのようなヒラメキがあっておもしろい」「いろいろな戦術を考えたり、試行錯誤できるので何度でも遊びたくなる」と楽しんでいたそうです。
今後テトリバはロゴやパッケージデザインなどまで含めて製作し、何らかの形で販売をしたいと考えているとのこと。
印刷データなどを公開する予定はないそうですが、ダンボールなどを使って簡単に自作することもできるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。お子様の自由研究の題材にしても楽しそうですね!
テトリバの今後についてははるびん。さんのTiwtter(@haru_kuso2)やnote(https://note.com/harubin)などでチェックしてみてください。
※画像・動画提供:はるびん。(@haru_kuso2)さん