麗しのオードリー・ヘプバーン写真展開催! 信念を貫いた名女優の魅力輝く約130点の写真が登場:名優画報

  by ときたたかし  Tags :  

この夏、札幌三越店にて2020年8月1日(土)~8月16日(日)まで、オードリー・ヘプバーン写真展「オードリー・スタイル 飾らない生き方」が開催となります。本展では、オードリー・ヘプバーン(1929〜1993)の飾らない生き方を著名な写真家の作品を中心に約130点の写真で展開。ハリウッドデビュー前からファッション・アイコンとして輝き続けた女優時代、晩年のユニセフ親善大使まで、信念を通した彼女の生き方に触れる絶好のチャンスと言えそうです。

■写真展「オードリー・スタイル 飾らない生き方」:https://crevis.co.jp/exhibitions/12/

1929年にベルギーで生まれたオードリー・ヘプバーンは、当初はバレリーナを夢見ていましたが、フランスの小説家コレットに見出され、1951年のミュージカル「ジジ」でブロードウェイ・デビューを果たします。

ほどなくオードリーは、ハリウッド映画『ローマの休日』の王女に抜擢され、気品に満ちたプリンセスを可憐に演じて、世界的な大スターの道へ。彼女の前髪を短く切り、サイドをカールした髪型は“ヘプバーンカット”と呼ばれ、多くのメディアや雑誌にとりあげられました。余談ですが、グレゴリー・ぺックとの真実の口の“いたずら”シーンは、オードリーの魅力爆発の何億回でも観られる名シーンですよね。

その後もオードリーは、『麗しのサブリナ』『パリの恋人』『ティファニーで朝食を』『マイ・フェア・レディ』などなど、映画史に燦然と輝く名作&人気作に出演します。女優としてはもちろんのこと、くるぶし丈のサブリナパンツやフラットシューズ、シンプルなブラックドレスなど、オードリーは新しい時代をリードするファッション・アイコンともなり、誰もが彼女の魅力に夢中になりました。

晩年は、ユニセフ親善大使として厳しい環境に生きる子どもたちへの援助活動にも貢献しました。女優として、女性として、母として、ひとりの人間として、オードリーの信念ある生き方は、今でも多くの人々の共感を得ており、本展では、その彼女の飾らない生き方を著名な写真家の作品を中心に約130点の写真で展観していきます。なお、会場では、写真展オリジナルグッズの販売も予定しているそうです。

また、本展の開催にあわせて写真集が登場します。写真集「AUDREY STYLE 飾らない生き方」

■ B5 変型/ 192 頁(予定)
■上製
■ 写真点数約 170 点 カラー、モノクローム
■ 予価:本体 2,200 円+税
■ 寄稿:綿矢りさ

章構成
1 章:バレリーナへの夢
2 章:プリンセス誕生
3 章:スター街道と私生活
4 章:コメディエンの才能
5 章:時代をリードするヒロイン像
6 章:オードリー・スタイル
7 章:信念の人
エッセイ:くっきりと輝く、飾り気のなさ 綿矢りさ

<写真展巡回予定>
会場:札幌三越店 本館10階 催事場
会期:2020年8月1日(土)~2020年8月16日(日)
お問い合わせ先:011-:011-271-3311(大代表)

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo