黒柳徹子さんがInstagramに森茉莉さんとの思い出を綴り話題になっている。
森茉莉さんと言えばかの文豪、森鴎外さんの長女で、自身も作家、エッセイストとして活躍。特に「恋人たちの森」や「枯葉の寝床」などの小説で男性同士の耽美な同性愛を描き、現代のいわゆる「やおい」、「BL」と呼ばれるカルチャーに大きな影響を与えた人物だ。
5月11日、黒柳さんは自身のInstagramを更新し、現在外出を控えて自宅で森茉莉さんの作品を読んでいると紹介。加えて昔、通っていた寿司屋で一緒になった三島由紀夫さんが
「この時代に、あの小説『枯葉の寝床』『恋人たちの森』を書いた森茉莉はスゴイ!」
と絶賛していたことや、初めて出会ったパーティーの帰りに森茉莉さんのとんでもなく散らかった自宅に招かれ、1本のコーラを分けあって飲んだことなど数々の貴重なエピソードを語った。
もはや歴史的証言とも言える黒柳さんの投稿に対し、Instagram上では大きな反響が起こっている。
「なんて貴重で素敵なエピソードでしょう❗️✨森茉莉さんも徹子さんも😍」
「森茉莉さん大好きなのでエッセイでは知らなかった徹子さんとのエピソードを聞けて嬉しいです❤️」
「さらっと『私の隣に座った三島由紀夫さんが』(笑)歴史上の人物ですよ😁素敵なエピソード、楽しく読ませていただきました👩💓」
「登場人物が現代史の超有名人だらけですね✨ 重厚なエピソード、ありがとうございます😍」
「何事も楽しむ姿勢に、私も見習わなくてはという思いです😍 私も日頃読めなかった本を読むことにします。📚」
なお黒柳さんは今回の投稿で、読書のかたわらNetflixで「愛の不時着」、「梨泰院クラス」などの韓流ドラマを一気見しているとも綴っている。物事の新旧やカテゴリーにとらわれず、様々な知識を吸収しようという黒柳さんの姿勢は、人として豊かに生きる上で見習うべきところが多いのではないだろうか。
※画像はInstagramから引用しました