「恐怖だけが我々を危険から遠ざけてくれる」 外出自粛よびかけるゴルゴ13のメッセージが話題に

さいとう・プロダクションがTwitterで外出自粛のメッセージを発信し話題になっている。

4月11日にさいとう・プロダクションが投稿したツイートにはさいとう・たかを先生の代表作『ゴルゴ13』のイラストと共に

「ステイ・ホーム」

「恐怖だけが我々を危険から遠ざけてくれる」

という文言が添えられている。

そう、数々の修羅場をくぐり抜けてきたゴルゴ13を不死身の男たらしめているのは「恐怖心」。新型コロナウイルス流行の今、その恐怖心の大切さをうったえるさいとう・プロダクションのメッセージに、Twitterでは大きな反響が起こっている。

「ゴルゴ13
強いイメージがあるが、人間の「臆病」「弱さ」「怖さ」を明確にわかっていて理解している。
だからこそ強い。」

「作中で
「10%の才能」「20%の努力」
「30%の臆病さ」「残る40%は運」
という台詞がありましたが
努力と臆病さがあれば迫りくる危機を半分に減らせると心に刻みます」

「タイガーではなくラビットのハートを持つ男。」

「慌てずじっくり好機を待つ…バイオニック・ソルジャーの話を思い出します!」

「ゴルゴ13は名言の宝庫です」

なお現在、さいとう・プロダクションはさいとうたかをさんはじめテレワークを導入して営業中。高齢のスタッフが多い老舗プロダクションだけに、新型コロナウイルスに対する意識もきわめて高いものがあるのだろう。

※画像はTwitter(@saitoproduction)より
https://twitter.com/saitoproduction/status/1248919187956699136 [リンク]

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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