「DV被害者の気持ちになってみろ!」「バカなの?」 逮捕された容疑者風メイク「マグショット・チャレンジ」に批判集まる

アメリカで逮捕されると警察署にてマグショットという写真を撮影されます。映画のシーンとして登場することも多いので、どういうものか知っている人も多いでしょう。

TikTokを発信源として、「マグショット・チャレンジ」なるものがSNSに登場しました。「マグショット・チャレンジ」とは、なにかしらの犯罪を犯して逮捕されたという体で、負傷した顔のメイクを投稿するもの。

@nehvjones

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https://www.tiktok.com/@nehvjones/video/6811593751442558214

https://twitter.com/lilpapivoni/status/1246890503796187136

https://twitter.com/abbyrartistry/status/1246484415758434308

しかし、美容系の著名なインフルエンサーであるジェームス・チャールズが参加するなど盛り上がりを見せたものの、瞬く間に非難が殺到する事態となってしまいました。

https://twitter.com/yojogn/status/1247167370788921345

「拘留や逮捕されることを美化しているようで、“マグショットを撮る”というトレンドが嫌いだ。アフリカ系の人々(誤認や冤罪で逮捕される率が高い)が直面している現実なのに、トレンドにしちゃうとかおかしな話だし、気持ち悪い」

その他にも、「ドメスティック・バイオレンスの被害者の気持ちになってみろ!」「血や傷だらけの顔がセクシーだとでも思ってるのか!」「お前らの家族に刑務所行ったヤツは一人もいないんだろ、ざけんなよ」「暴力はこれっぽっちも美的ではない」「アフリカ系というだけで、実際に警察に暴力を振るわれ、傷だらけの顔でマグショット撮られるヤツが大勢いるんだぞ」「バカなの?」といった怒りの声が数多く集まりました。

https://twitter.com/jamescharles/status/1247233134019502082

結果として、ジェームス・チャールズは画像を削除することになりました。あまり反省はしていないようです。

ドメスティック・バイオレンスや警察による暴力が日常的な人たちと、非日常的な人たちとの意識の違いが炎上につながったようです。

※画像:Twitterより
https://twitter.com/lilpapivoni/status/1246890503796187136 [リンク]

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