「〜県との県境を封鎖します。」 往来自粛大喜利が話題に

松井一郎大阪市長らによる大阪・兵庫往来自粛呼びかけを受けた元内閣府防災担当企画官の後藤隆昭さんの大喜利ツイートが話題になっている。

3月20日、後藤さんは自身のTwitterを更新し

「皆さんには都道府県知事になってもらいます。まず、「〜県との県境を封鎖します。」と言ってください。私が「どうしたっていうんだい?」と聞きますから、そこで何か一言言ってください。はい円楽さん早かった。」

と波紋を広げた松井市長の呼びかけをもじって大喜利ツイートを投稿。

https://twitter.com/ryu_/status/1240898441342926849?s=19

なんとも気の利いた後藤さんの出題に対してTwitter上では数々のネタが寄せられている。

「愛知県知事です。岐阜県との県境を封鎖します。

それで、どうなりました?

ここで終わり(尾張)です。」

「埼玉県との県境を封鎖します

どうしたっていうんだい?

あ、もうされてた」

「東京都は神奈川県や千葉県、埼玉県との県境を封鎖します

どうしたってんだい?

公約で満員電車をゼロにするんですよ」

「東京都と神奈川県の県境を封鎖します

どうしたっていうんだい?

町田市に、東京か神奈川か、本当はどっちがいいのか選んでもらおうと思って」

「茨城県知事です。埼玉県との県境を封鎖します。

で、どうなりました?

茨城と埼玉が接していることを知っている人がほとんどいないので、何の影響もありませんでした。」

大阪と兵庫のみならず都道府県間にはなんらかのわだかまりはあるものだが、為政者があえてそれに火を注ぐような行為をするのはいかがなものか。松井市長があのような発言をする前に兵庫県側とコンタクトを取ってさえいれば余計な混乱や軋轢は生まれず、本来の感染拡大防止の意図が正しく伝わったはずなのにと残念に思う。

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※画像はTwitter(@ryu_)から引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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