中国、韓国、ロシアと、
国境を接する日本。
各種報道の通り、
ここ最近、
日本の辺境で、
領土問題が表面化しています。
これは、
中韓ロが、
日本に対して攻勢をかけていると言うことです。
これに対して、
尖閣諸島、竹島、北方領土を、
自国の領土と主張する日本が、
ほとんど有効な対策が取ることができていないのが事実。
しかしこれまでも、
単発的ではありますが、
中韓ロは、
日本の領土に対して、
攻勢をかけてきていました。
しかし、
ここ最近の中韓ロの動きは、
以前にも増して、
活発になっています。
それはなぜでしょうか?
答えは、
日本の国力が衰退していることに他ならなりません。
今まで日本は、
“政治”の混乱(政党の乱立や内輪もめ)や、
“経済”の混乱(返せる当てのない国・自治体の借金)で、
国・自治体の様々な政策が
徐々に動きが取れない状態に陥ってきています。
ここに加えて、
3.11以降の、“原発”の混乱が、
日本の国力の衰退のスピードを加速してしまいました。
問題は、
使用済み核燃料の処分方法が決まっていないのに、
原発を推進してきたこと。
そしてご承知の通り、
使用済み核燃料とは、
核兵器の原料であると同時に、
もり、取り扱いを間違えれば、
とてつもない規模の、
自爆装置でもあるです。
この核兵器の原料=自爆装置が、
毎年毎年、どんどんと増え続け、
しかも、それの処分方法がない状態。
加えて、
その保管方法にも、
大変なコストがかかります。
平時でさえ、
この使用済み核燃料の問題は、
日本の重大な懸念材料でした。
しかし、この“原発”の問題点は、
3.11以前も以後も、
“存在”していたし、将来も“存在”し続けることは、
確実でした。
しかも、どんどんと“拡大”しつづけて・・・・
しかし、日本は、
この問題を隠蔽していたので、
周辺諸国も、
ここまで深刻な現状であるとは認識していなかったに違いありません。
そこへ3.11の大震災でが発生。
炉心のメルトダウン。
放射能による住民の強制避難。
これらは、今も収束していないし、
今後、いつ収束するかも、
わからない状況。
しかも、
短く見積もっても、
数十年単位で、
この問題に取り組まざるを得ません。
この日本の現状を見た周辺諸国は、
「いまこそチャンス」
と思ったに違いありません。
中韓ロ、こぞって、
日本に対する攻勢をかけてきました。
今後、
この領土問題がどのような展開で決着するのかは、
もちろん、この原稿で述べることはできませんが、
“原発”が、日本の国力衰退を加速させ、
しかも、その現状を、
世界に暴露されたことは事実でしょう。
このことを、日本の国民は、
もっと真剣に考え、
日本の国難に、
真摯に向き合う必要がある
と、(ひろし)は思います。
“政治”の混乱は、人間がやることですから、
収まる事はないでしょう。
しかし、
“経済=借金”“原発”の混乱は、
困難ではありますが、
解決できる問題だと思います。
しかし、
手は、早く打たないと、
問題は、
加速度的に悪化しているのです。
(ふくやまひろし)