新型コロナ風評被害で38%がコロナビール買い控え? 米広告代理店の発表に衝撃

新型コロナウイルス流行の風評被害によりアメリカ人の約38%がコロナビールの購入を控えているというデータが発表され世間に衝撃を与えている。

データを発表したのはアメリカ・ニューヨークに本社をおく広告代理店「5W Public Relations」(リンク)。同社が2月25日に21歳以上の日頃ビールを飲む737人のアメリカ人にアンケートしたところ、約38%の人がコロナビールの購入を控えており、また約16%はコロナビールが新型コロナウイルスに関係あるものと混同しているようだ。

このまさかの発表にTwitter上の日本人ユーザーからも大きな反響が起こっている。

「コロナウィルスのせいでコロナビールの売り上げが落ちたり『千の風になって』がヒットしたときにお墓参り行く人が減ったり(お墓に居ないから)人類バカすぎる」

「『コロナウイルスが流行しているからコロナビールを飲まない』なんて話を聞くと、そんなバカな!と思うけど

世の中には
『わいせつ事件が起きたからマンガ禁止』
『凶悪犯罪が起きたからアニメ禁止』
『何となく教育に悪そうだからゲーム禁止』

みたいな主張がまかり通る様な国だってあるからねぇ。」

「コロナビールですら、こんな話になるんだから、病名に地名を含めたらどうなるか分かるでしょ?だから地名を含めないCOVID-19って名称にしたのよ。」

「【コロナ表記、やめます】
承知のとおり、コロナビールが壊滅的な風評被害を受けてます。
 
下戸の僕には、買い支える選択が取れない。そんな僕でも、『コロナ表記をやめる』のはできると思いました。

今後は『COVID-19』と表記し、単語登録しました。少しでも業績が回復しますように!」

「コロナのせいでコロナビール君が可哀想な事になってるらしいから買ってきちゃった」

コロナビールを販売するアンハイザー・ブッシュ・インベブの発表によると、コロナビールは今年1月、2月だけで約310億1300万円も売上を落としているという。

新型コロナウイルスの流行はアメリカだけでなく、日本でもマスクやトイレットペーパーの買い占めが起こるなど混乱が起こっている。こういう非常時にこそ正しい情報をもとに冷静な判断ができるよう努めたいものだ。

※画像はCISION PR Newswriteから引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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