【VR360動画】12月29日までの限定!うれしはずかし「どんぎつねのみみカフェ」取材レポート

  by 古川 智規  Tags :  

日清食品は「日清のどん兵衛」の”ふっくらジューシィおあげ“で作った「どんぎつねのみみいなり」を味わえる店舗「どんぎつねのみみカフェ」を、12月26日(木)〜29日(日)の期間限定で渋谷「n_space」にオープンする。
これに先立って行われた報道関係者向けの先行試食会を取材したのでレポートする。

1976年の発売から43年間の歴史を誇る「日清のどん兵衛きつねうどん」の最大の特徴は“ふっくらジューシィおあげ”であることは異論のないところだろう。その「あげ」 が豆腐屋のそれと同じ製法で作られている「本物のおあげ」 であることを知ってもらうためのイベントとしてオープンするのが「どんぎつねのみみカフェ」である。

お店の内装も外装も「日清のどん兵衛」のTVCMシリーズをイメージした”ほっこりとしたかわいらしい世界観” で統一。吉岡里帆さんが演じる「どんぎつね」のような“きつねっ娘”店員が出迎えてくれるので、いわゆるメイドカフェなのかと勘違いするが、ここで食べることができるのはオムライスでもケーキでもなく、どん兵衛のきつねうどんか、天ぷらそのみだ。

値段はずばり税込み200円。カップうどん(そば)ながら、イートインなので消費税は10パーセントだろうが、そんなことはどうでもよくなるくらいの200円なのだ。
件の「どんぎつね」とのツーショットチェキ撮影や「どんぎつねのみみいなり」がもっと美味しくなる秘密のおまじないを一緒にほどこすという慣れない者には非常に恥ずかしい体験ができるので順次レポートする。

店舗は1階と2階で、席数は非常に少ない。よって15分制という非常に短い時間内にすべての「イベント」を体験しなければならない。しかし、駅の立ち食いそばでも15分もいないだろうことから、この時間は適正だと感じる。
まず目をひくのは椅子だ。妙なしっぽが付いているし、椅子の上にはこれまた妙なカチューシャ様のものが置いてある。この目的と意義は動画で「どんぎつね」が説明してくれるので、そちらをご覧いただきたい。

「どんぎつねのみみカフェ」では、丸大豆100%の豆乳で作ったお豆腐を揚げるという、お豆腐屋さんと同じ製法で作りあげた“ふっくらジューシィおあげ”を使った、「どんぎつねのみみいなり」を食べることができる。
要するに、どん兵衛きつねうどんの「あげ」でいなりを作ったということなのだ。その「あげ」の製法は黒板にイラスト入りで説明されているので一見の価値ありだ。1階にも2階にも内容は同じだが、イラストが異なる説明書きがある。

注文時にきつねうどんか、てんぷらそばかを選択することになるが、その段階からイベントはすでに始まっている。

どちらを選択しても、いなりは付いてくるので、好みに合わせてといったところだろうか。

さて、注文して食べることができるまではお湯を入れて3分だ。その3分の間に例の「おまじない」イベントがある。メイドカフェに行ったことがある御仁であれば当然の「しきたり」であろうが、初めての記者にとってはできればやりたくない恥ずかしい「儀式」であることは間違いのない。しかしやらなければ取材にならないし、「どんぎつね」が優しいノリで導いてくれるので、やらざるを得なくなってしまった。しかし、このイベントは「なしオプション」もあるので、どうしても恥ずかしい方は黙って3分待とう。ただしおまじないはあってもなくても200円は変わらないので、できれば恥を忍んでやった方がい思い出になるのかもしれない。
では、最も恥ずかしい取材となった一連の儀式を360度VR動画でご覧いただこう。できれば「どんぎつね」の方に画面を向けてご覧いただいた方が精神衛生上いいかもしれない。

■「どんぎつねのみみカフェ」取材レポート
https://youtu.be/cT3srWqeCW0

さて、注文して、おまじないが終わり、1分ほどで食べ始めることができる。ミニカップなのでいなりを含めて5分以内に食べ終わることができるだろう。
ということは、15分のうち8分を消費したことになる。前後2分のマージンを見込んで、残りの5分をチェキ撮影に充てることにする。
ただし、チェキは指定の場所で給仕してくれた「どんぎつね」のみと撮影することができ、指名等は一切できないので誰に当たるのかは運次第である。
この日は報道関係者のみの取材日なので、特別に4名に出てきてもらい撮影した。くどいようだが、撮影はツーショットに限られるのでお間違いなく。

カウンター越しの撮影は自由とのことなので、節度を守り楽しみたい。
4日間しかオープンしない幻のカフェだが、時間の許す限り1階でうどん、並んで2階でそばという楽しみ方をしても400円だ。取材とはいえ、「どんぎつね」たちに見送られて渋谷の雑踏に戻る際には、恥ずかしさを忘れて今年最後に温かいものを「どん兵衛」と「どんぎつね」から受け取ったような気がした。

※写真および動画はすべて記者撮影・収録

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