フィギュアスケート・羽生結弦選手の演技後にリンクへ投げ込まれるぬいぐるみが多すぎると話題になっていますが、世界にはもっと大量のクマのぬいぐるみがリンクに投げ込まれる場面があるようです。「アイスリンクに一度に投げ込まれたぬいぐるみの数」の世界記録を達成した時の映像がこちらです。
動画:45,650 stuffed animals tossed onto ice in Hershey Bears’ annual Teddy Bear Toss.(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=SZAZg86qDpk[リンク]
これは今月初めに行われたアメリカンホッケーリーグ(AHL)・ハーシーベアーズの試合の恒例行事“テディベア・トス”の模様です。チームが最初に得点を決めた直後に、観客がチームのマスコットでもあるクマなどのぬいぐるみをリンクに投げ入れるのがきまりで、今年は昨年の3万4798個を大きく上回る4万5650個ものぬいぐるみが投げ込まれ、世界記録を更新したということです。アリーナの収容人数が1万500人なので、平均すると観客1人あたり4個以上もぬいぐるみを投げ込んだことになります。
@TheHersheyBears made a special delivery today to @cocoapacks! #TeddyBearTossHershey #HersheyBearsCares pic.twitter.com/wkGe73ZRrG
— Hershey PA (@HersheyPA) December 4, 2019
https://twitter.com/HersheyPA/status/1202315233638965248?s=20
チョコレイト工場のにおいがする街で19年続くチャリティーイベント。試合はこの後、ぬいぐるみの収集作業のために40分間中断。集められたぬいぐるみは後日、選手たちの手によって地元の慈善団体や病院などにいる子供たちにプレゼントされました。AHLではクリスマス前のこの時期、ハーシーベアーズ以外にもいくつかのチームが宣伝を兼ねてテディベア・トスを実施。試合の得点だけでなく、寄付されたぬいぐるみの数でも競っているようです。
画像とソース引用:YouTube及びTwitterより