こんにちは、ガジェット通信のノジーマです。僕はライター・漫画家・B級フード研究家という肩書きでいろいろお仕事をさせていただいてまして、週刊プレイボーイ(集英社)では「野島慎一郎の激ウマ!! バカレシピ研究所」なるコラムを連載させていただいてます。
その連載コラムでは“バカレシピ”と称した変な料理を毎週発表しているのですが、そちらで以前に「限界突破チリトマト」というレシピを紹介しました。
ホールトマトを煮込んだ液体でチリトマトヌードルを作ると、史上最強の濃厚さになってウマいよ!
「限界突破チリトマトヌードル」
詳細は今週発売の週刊プレイボーイ「野島慎一郎の激ウマ!!バカレシピ研究所」を読んでね〜! pic.twitter.com/QcFULXo07B
— Shinichiro Nojima|野島慎一郎 (@aochins8) April 2, 2019
これがもうその名の通り限界を超えたトマト感に殴られまくって気を失うほどにウマいのですが、チリトマトヌードルではなくシーフードヌードルを使って作ってもまた違うウマさに仕上がったので紹介させていただきますね。
水を使わずトマトで作るシーフードヌードルが激ウマ!
使用するのはシーフードヌードルとホールトマト1缶。水は一切使いません。お湯の代わりにホールトマトを使って麺をもどします。
ホールトマトは鍋でじっくりと温めて液状になるまで煮込みます。トマトジュースでもまあ十分なのですが、食感も残ることを考えるとやっぱりここはホールトマトを使いたいところ。
そして重要なのがココ。ホールトマトがグツグツし始めたらシーフードヌードルの中に入れるのですが、そのままだと底の方まで入っていきません。あらかじめカップの真ん中あたりを指で押して麺を軽く砕いておきましょう。
下準備をしてからホールトマトを入れていくと……
再びカップを押したときに隙間を作ることができます。ここの隙間にホールトマトをどんどん流し込んでいきましょう。すると徐々に底の方から麺が柔らかくなってくるので一層ホールトマトを注ぎやすくなっていきます。
線までホールトマトが入ったら、あとは熱湯で作るのと同じようにフタをして3分待ちましょう。
3分経過したらフタを開け、底の方からしっかりとかき混ぜます。粉末スープは底面にたまりがちなので、この作業も重要ですね。混ぜ方が甘いと終盤に味が濃くなってしまいます。
かき混ぜ終わったらこれで「無水トマトシーフードヌードル」の完成です! 紅に染まったシーフードヌードル。なんてウマそうなんでしょう……!
無水トマトシーフードヌードルを食べるとまずは麺がちゃんと柔らかくなっていることに感動すると思いますが、それと同時に口の中で炸裂するトマト感にも驚くこと間違いなし。ホールトマト1缶を使っているので当然といえば当然ですが、それはトマトそのものの味ではなく、シーフードヌードルのスープがダシとして完璧に作用し、見事に奥深い魚介トマトスープに仕上がっているのです。
あまりにもドロドロで濃厚なので、もはやラーメンというよりもパスタに近いのかもしれませんね。しかし濃厚とはいえシーフードヌードルに塩分や油をプラスしたわけではありません。ホールトマトによって濃厚になっているので、ジャンクなようでヘルシーになっているというのもポイントです。
スープをもうちょっと液体っぽくさせたいという人は熱湯を足せばOKですし、最後につけ麺のスープ割的な感じで熱湯を注いで飲むのも最高。逆にさらに濃厚にさせたいなら食べる前に粉チーズをかけてもいいですし、味を辛口にしたいならタバスコも絶対に合います。
トマトが好きなら絶対にハマること間違いなし。どうぞお試しください。