“大人に美味しい遊び場”『EXBAR TOKYO』 取材レポート

  by 古川 智規  Tags :  

アーケードゲーム機でおなじみのタイトーが“大人に美味しい遊び場”と銘打って『EXBAR TOKYO』を銀座にオープンさせた。
13日のオープン前日に行われた報道関係者向けの発表会を取材したのでレポートする。

発表会とその後のトークショーでは同店のコンセプトや趣向が披露された。
写真は左から、式会社ジャズジャパン 代表取締役社長兼編集長 三森隆文氏、株式会社タイトー 代表取締役社長 山田哲氏、能楽師 大倉正之助氏。

『EXBAR TOKYO』は、カジュアルに楽しめるガストロパブ エリアと、本格的なレストランエリアの2つで構成されている。(レストランエリアのオープンは11月20日)
世界的なDJ・須永辰緒氏監修の音楽をBGMに採用し、目で楽しめるフードやドリンクを味わいながら、懐かしの「スペースインベーダー」や「PONG」等のゲームを自由に使うことができる。
特徴あるビールサーバーは後述する。

トークショー後にはSaigenji氏によるアコースティックギターのライブ演奏が披露された。
音響設備も大型モニターも備えられているので、パーティーやミニライブにも使用することができる。

また、店内BGMを流すために須永辰緒が登場し、音響機器を操った。

さて、同店のメインとなるガストロパブ エリアの料理は基本的にパブスタイルなので、メニューもおつまみから軽食がメインとなる。試食してみたが、軽いものであっても作り込んだことがわかる美味しさであった。

重量感たっぷりのポテトチップスもいい揚げ具合で、市販のものとは一線を画す絶品だった。

メインのドリンクであるビール以外にもオリジナルカクテルがある。残念ながら試飲できなかったので、味は分からないが見た目にはおいしそうだった。

ビールサーバーには18種類のビールがあり、自由に分量を決めて飲むことができる。入店時に渡されたICチップ内蔵のリストバンドでカウントする仕組みで、退店時にまとめて支払う。ビールはすべてクラフトビールで単価も異なる。1ミリリットル当たりの値段が書かれてあり、飲んだ量に応じて加算されていく。イメージとしてはセルフガソリンスタンドと同じ仕組みといえばお分かりいただけるだろうか。
仕組みを動画にまとめたので、内容をご覧いただきたい。体験をしてくれたのはモデルの入月あやのさん。

■大人の美味しい遊び場「EXBAR TOKYO」取材レポート
https://www.youtube.com/embed/ZBmpCi71H-E

この仕組みを利用して少しずつ全18種類のビールを飲むことも可能だ。さらに動画に出ていたグラス洗浄システムを使えば1つのグラスで済むのでエコでもある。

店内のアーケードゲーム群はタイトーの本業でもあるので最新のバトルゲームかと思いきや、懐かしいものばかり。インベーダーゲームをしたのは40年ぶりか。

スポーツ観戦もできる大型モニターを備えるので、飲みながらゲーム機でスポーツというのもアリか。

タイトーが保存していた本物のジュークボックスも設置してあり、往年のオーディオシステムの音を楽しむことができる。本物なので、アナログレコードが内蔵されているので出てくる音は懐かしのアナログ音である。CDとは違った柔らかく深い音を楽しむことができる。

ピンボールも今では少なくなったが、昔はゲームセンターや大型ショッピングセンターで興じたものだ。

◼ 『EXBAR TOKYO』施設概要
施設名称 :EXBAR TOKYO
所在地 :東京都中央区銀座 8-2-1 ニッタビル 8 階
営業時間 :17:00~24:00(日~木)/17:00~27:00(金・土・祝前日)

懐かしさとアメリカンスタイルと最新の技術と美味しい料理とビールが融合したまさに大人の遊び場としてふさわしい隠れた知る人ぞ知るスペースになるだろう。
各種イベントも用意されているのでチェックしていくのもいいだろう。

モデル 入月あやの (いりづき あやの)
  モデル・日英バイリンガルMCとして活躍中。コスプレも好き。
  得意分野はオタクカルチャー、言語、食文化、ハワイ情報。TOEIC965点。
  Twitter @irizukiayano Instagram @ayano_irizuki

※写真および動画はすべて記者撮影・収録

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

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