【動画あり】レモンサワー専門ブランド4種を飲み比べてみた!

  by 古川 智規  Tags :  

クリスマスや年末年始とお酒を飲む機会が増えてくる季節だ。
消費増税で外食での消費は減っているようにも見えるが、いわゆる「宅飲み」はそうした影響を受けないので需要は増えるのかもしれない。宅飲みの主流は缶ビールにチューハイに焼酎といったところだろうか。
そこで、今回はチューハイの中でもレモンサワーに特化した専門ブランド4種類を飲み比べてみたのでレビューする。
数あるブランドの中でも、レモンサワーだけを専門に扱うブランドは日本に4種類しかなく、各社がしのぎを削り特徴を出しているのが現状だ。
まずは記者の味覚での独断ではあるが、試飲した4種類を動画にまとめたのでご覧いただきたい。

■レモンサワー専用ブランド4種を飲み比べてみた!
https://youtu.be/mRFDn0zjYwI

では、それぞれのブランドについて個別に紹介したい。

檸檬堂 日本コカ・コーラ

本品はコカ・コーラとしては初のアルコール進出作となる。九州限定発売だったものが、満を持して全国発売になった。4種類のフレーバーがあるが今回試したのは「定番レモン」。あらかじめすりおろしたレモンをお酒に漬ける手法「前割り」で、お酒もレモンもそれぞれの特徴を引き出した感じだ。最初の一口においしさの神髄があるようで、レモンの酸味や苦み等が詰まってる感じがした。アルコール度数は5パーセント。

レモン・ザ・リッチ サッポロビール

本品は3種類のフレーバーがあるが、今回試したのは「濃い味レモン」だ。グループのポッカサッポロで培った「ポッカレモン」の技術を遺憾なく発揮した製法で、レモン果汁はもちろんのことレモンピールに含まれるオイルも含んでいるので香りの高さはなかなかなもの。濃いレモン味と若干の甘みが味覚を満足させる。11月19日からは「濃い味ジンジャーレモン」を冬向けに限定発売し、「進化系レモンサワー」として新たな1ページを刻む。アルコール度数は5パーセント。
なお、本品については、発売前の記者発表会を取材して記事にしているのでそちらも参考にしていただきたい。
※参考記事
【動画あり】レモンサワーだけで3種同時発売!『サッポロ レモン・ザ・リッチ』は4月2日発売開始
https://rensai.jp/269999 [リンク]

③極上レモンサワー 宝酒造

宝酒造といえば、チューハイ用焼酎の老舗である。よって本品に含まれる焼酎は同社独自のブレンドで特に焼酎にこだわった味わいといえる。4種類の中で最もお店で出されるチューハイと似ている味で、焼酎の味わいが端的に出ている感じがした。居酒屋の味が好みの方にはいいチョイスだろう。アルコール度数は7パーセント。

こだわり酒場のレモンサワー サントリースピリッツ

本品も居酒屋で飲むレモンサワーと似た味で、レモン感よりもお酒の味が強い。本品に限っては合成甘味料が含まれているので、苦手な方は注意されたい。ただし飲んでみた感じとしてはソフトドリンクに含まれる合成甘味料ほどは分からなかった。アルコール度数は7パーセント。

チューハイの定番中の定番であるレモンサワーをそれぞれのこだわりで進化させたものばかりであるが、飲む方の好みやライフスタイルに合わせて楽しくおいしい宅飲みを満喫していただきたい。

※写真および動画はすべて記者撮影・収録

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