難しい内容の記事では全くなくて、微笑ましい動画を見たよ、という話なんですが、
「民生委員（みんせいいいん）」って何か聞き覚えがあるな、という人、多くないですか？
「そういえば、ばあちゃん家に『元気～』って、訪問してたような。ばあちゃんも、
『ああ、民生さん』って、言ってたような。そういや、あれ何だったんだ？」というのが、民生委員と聞いて、ふと思った私の感想。でもそういう人、多いのではないでしょうかね？
ちょっとだけ真面目なことを書くと、民生委員さんは、地域のひとり暮らしの高齢者や
障がい者、ひとり親世帯などを訪問や電話連絡を通じて、生活上の困りごとの相談に応じるボランティアだそうです。
無料で、善意だけの活動なんだけど、厚生労働大臣から委嘱される特別職の地方公務員なんだとか。そしてその数なんと、23万人。まあ、すごい数の方が、街を支えるために、無償で日々、活動されているのかと、改めて驚いた次第。
そんな、街の正義の味方的な人達がなんと、ラッパーになって、ユーチューブに登場したんだが、その動画がなんとも微笑ましい。
ド頭から「民Say！民Say！民Say！イェー！」と始まるラップは、「神でもないし仏じゃない、けど困った人はほっとけない」「知らんぷりはホットじゃない、安心してって届けたい」と続く。
真面目なことを、言葉をいじりながら、おじいちゃんからおばあちゃんからお姉さんお兄さんまでが、ワンフレーズずつ、つないで、うたっているんだが、どうも絶対にラップとは無縁の人が、どうも音程がちょっと微妙な感じながら、どうもリズム感を微妙にくずしながら、でもなんとかギリギリのラインで歌いつないでるのが、なんとも言えない感じに仕上がっている。
真面目な生徒会長と生徒会の人たちが寸劇をしているような、そんな、感じなんだが、それでもなんとなく、聞き入れられる（笑）音楽になってるのは、私は存じ上げていないが、
有名なラッパーの晋平太（しんぺいた）さんが監修したからか。
そんな動画はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=gC2SdQezyrw&feature=youtu.be
動画をアップしたのはもちろん、ド真面目な、全国民生委員児童委員連合会。民生委員の全国組織なんだとか。制作の理由は「委員の活動内容や存在を広く周知するため」らしいが、とりあえず私一人には、周知されましたよ！。ついでに、おばあちゃんを久しぶりに思い出させてくれて、ありがとう、とも添えておきたい。
