「プリンって自由だ」というけれども果たして本当なのか!『カフェ・ベローチェ』プリンフェア取材レポート

  by 古川 智規  Tags :  

シャノアールが運営する「カフェ・ベローチェ」は10月7日よりプリンをアレンジした新メニュー3商品を「プリンフェア」として期間限定で発売する。
発売前に行われた記者発表会を取材したのでレポートする。

同社によると「プリンって、自由だ。」とのこと。いったい何が自由なのかがわからないので行ってみたのだが、ディスプレイされた新商品群の中にプリンなどどこにもない。もちろん、既存のプリンのイメージでの話だ。
型にとらわれない自由な発想はよいが、本当ンプリンの形をしたものがない。唯一カップケーキのようなものが、焼きプリンに見えなくもない。早速試食してみた。

プリンマゼリー

「プリンマゼリー」はソフトクリームとプリンの組み合わせとのことだが、一体プリンはいずこへ?クリームとカラメルソースとチェリーしか見えない。
ストローが付いているので吸ってみると「あ、プリン」というのが最初に出てきた言葉だった。そう、クリームの下はソフトクリームで、その中にクラッシュしたプリンが詰まっているのである。液体でもなく、かといって個体でもなく、いわゆるシェイクと同じ感覚ながら、プリンが潜んでいるのでプルンとしか食感とプリン独特の甘さがソフトクリームの中で主張されている不思議なドリンクである。
寒くなる季節に暖房で暑いくらいの場所でゆっくりと気と体を休めるときに良さそうだ。

プリンホットミルク

「プリンホットミルク」は、ホットなプリンドリンクである。飲んでみると卵を使用しているからか、昔懐かしいミルクセーキの味に似ている。クリームを別建てで食べてもいいし、混ぜ込んでさらにマイルドにしても構わない。
これは受験生の専売特許である「夜のココア」にもなれそうな甘くて温まる力の出そうなドリンクだ。ただし深夜では買えないので、休日昼間の勉強の息抜きにいかがだろうか。大人であれば、仕事で疲れた体を癒すホットな一息ドリンクといったところか。

プリンケーキ

「プリンケーキ」は非常にわかりやすい。焼きプリンそのものではないのか。
ところが、三層建てのケーキをよく見てみると、下からスポンジケーキ、プリン、キャラメルムースとなっており、最上階がプリンではなかった。
それぞれをスプーンですくって分けて食べると、これは本当にわかりやすいそれぞれのお菓子が味わえ、一緒に食べるとまた別の味に変化する。組み合わせでさまざまな味を楽しむことができる楽しいケーキである。記者の好みはキャラメルムースとプリンを同時に食べる組み合わせだった。

ツイッターキャンペーンで割引クーポン

10月13日までの期間中に開催されるTwitterキャンペーンでこれらの商品が100円引きになるクーポンが1万名に当たる。
カフェ・ベローチェのアカウント(@ChatnoirCo)をフォローして指定されたツイートをリツイートすれば応募完了になる。

確かに既存のプリンの形をしたものはなかったが、間違いなくプリンの味はするしプリンが中に入っている。
その意味でプリンが自由なのは間違いなさそうだ。発売期間は2020年1月8日までで一部は商品がなくなり次第終了するので、「冬のお供」を見定めてみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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