立川志らくさん名前の由来はシラク元大統領だった 師匠・立川談志さんが命名

9月26日に遺族によって亡くなっていたことが明かされたフランスのシラク元大統領。

この訃報を受け、落語家の立川志らくさんが自身のTwitter上で故人を追悼するツイートを公開した。

志らくさんによると「志らく」という名前は35年前、師匠の立川談志さんによって命名されたもので、当時パリ市長として注目を浴びていたシラク元大統領にあやかったものだということ。

https://twitter.com/shiraku666/status/1177169287129137152?s=19

「35年前。談志「お前に名前をつけてやる。俺はフランスから帰ってきたばかりでな、パリの市長でシラクという頭の良い政治家がいるんだ。必ず大統領になる。そのシラクから名前をやる。志らくだ。日本で無名でもフランスに行けば有名人だぞ!」合掌。」

落語家の名前の由来としては意外なエピソードに、Twitter上では大きな反響が起こっている。

「もう何年前か忘れましたが、師匠がNHKのラジオ寄席の収録で、マクラでそのエピソードを話されました。
その放送を聴いた私はその時初めて #咄家立川志らく の名前と声を知りました。」

「談志師匠の先見の明恐るべし」

「オチが何気におもろい。さすがは談志師匠。」

「談志師匠は、見る目ありますな!
志らく に楽をつけなかったのは、楽させちゃいけねー!って事かな?」

「きっと談志師匠もあっちの世界でシラク元大統領にそんな話をされてるんでしょうね」

シラク元大統領の台頭を見通したばかりでなく、志らくさんをその名に見劣りしない落語家に育て上げているあたり、さすがは天才落語家と称された談志さんである。

※画像はTwitter(@shiraku666)から引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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