『肉厚チップス モモ一本グローブ揚げ味』を本物と食べ比べてみた!

  by 古川 智規  Tags :  

ジャパンフリトレーは居酒屋チェーン「ミライザカ」の名物メニューで、からあげグランプリ金賞受賞の「モモ一本グローブ揚げ」をチップスで本格的に再現した。厚切りで歯ごたえのある食感が特徴の「肉厚チップス」とコラボした「肉厚チップス モモ一本グローブ揚げ味」を、7月15日(月)より全国のコンビニで先行発売している。全国発売は同29日から。

さて、同社のコラボスナックは以前にいくつか取り上げたことがあるが、コラボしたオリジナルと比較したことはほとんどない。
そこで、今回はオリジナルと食べ比べてみるべく、居酒屋チェーン「ミライザカ」に取材を申し込んだ。
やってきたのは、ミライザカ新宿西口店。都庁にもほど近い甲州街道から少し歓楽街に入ったところにある。

初めにお断りしておきたいのは、同店ではこのチップスはメニューにはない。お土産としてレジで購入することは可能であるが持ち込みとして食べることはできないので注意されたい。今回は取材目的で特別に許可を得て撮影と食べ比べをしている。

「モモ一本グローブ揚げ」はグローブ焼きと並んで同店を代表する人気メニューだ。その大きさや形から、野球のグローブを思わせるのでこの名称が付いた。

さて「肉厚チップス モモ一本グローブ揚げ味」は、このシリーズの特徴であるコーンの詰まり具合からくる重量感であろう。
そして決して軽くはない重厚な歯ごたえは、既存のチップスを凌駕する。

何かの味とコラボするためには、その味を再現して粉末化したパウダーを振りかけるのが基本だ。このパウダーがこのシリーズはとにかく多い。そのために、非常に濃い味なのが特徴でもある。

この2品を並べてみた。同店では常時ジムビームで作られたハイボールを199円で提供しているので、一緒に注文した。とにかく濃い味の肉厚チップスをドリンクなしで食べる勇気は記者にはない。

食べ比べてみると、肉の味というよりもタレがよく再現され、コーンチップスにまんべんなく味が付いていた。

むしろ、タレの味だけであれば、チップスの方が勝っているのではないだろうかと思うほど濃い味で、お酒が進む。
さすがに肉の味はチップスではしないので、この点ではオリジナルに勝てるわけがないのだが、家庭で美味しいモモ一本グローブ揚げを気軽に楽しめるという意味では、よい選択肢である。

オリジナルのグローブ揚げには骨はあるが、食べる前にハサミで切ってくれるので骨を気にする必要は全くなく、通常のから揚げを食べる感覚で構わない。

ちなみにグローブ揚げには小皿にマヨネースが添えられている。お好みでつけて食べても構わないのだが、であればチップスでもマヨネースが合うのではないかと考えた記者は、オリジナルのグローブ揚げについていたマヨネースを拝借した。

これが実に美味しく、不思議とマヨネースの酸味が程よく感じられそのまま食べるのとは違った味が楽しめた。
これであれば、家庭で簡単にアレンジすることが可能だし、チップスを食パンにはさんでマヨネースをつけて即席のチキンサンド風にすることも可能だろう。もともと味が濃いチップスな上に、歯ごたえがしっかりとしているので柔らかいパンにパリパリのチップスという組み合わせは考えただけでもうまそうである。

同店全店では、数に限りはあるものの全国販売に先駆けてレジで販売しているので、「モモ一本グローブ揚げ」の余韻を自宅に持ち帰ることも可能だ。売り切れの際はお近くのコンビニでお求めいただきたい。29日からはスパー等でも購入可能だ。

※写真はすべて記者
 取材協力:ワタミ株式会社・ミライザカ 新宿西口店

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