スマートフォンもSNSもフェイク動画もない1999年に、役者の演技をドキュメンタリー風に撮影するモキュメンタリーという手法が使われ、大ヒットしたホラー映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」が公開されてから20年という月日が流れました。“フェイク・ドキュメンタリー”とも言われるこの作品は、6万ドル(約640万円)の製作費に対し、全世界で2億5000万ドル(約269億円)もの興行収入を得ました。この成功により、ホラー映画におけるファウンド・フッテージ(第三者が発見した未編集映像)というサブカテゴリーができるほど、モキュメンタリー作品が増えることになりました。
20 years ago today, #TheBlairWitchProject opened in limited release in the United States, heralding a new era for the horror cinema with the introduction of the found footage sub-genre. pic.twitter.com/7HSQkehnX5
— Andres Quiroga (@aresluoga) 2019年7月14日
https://twitter.com/aresluoga/status/1150435238016880642
1999年7月16日に北米で公開されてから20年ということで、改めてブレア・ウィッチ・プロジェクトを振り返るツイートがTwitterをにぎわせています。
・「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」は全てが素晴らしかった。映画を観る前から実話だと人々を信じこませていた
・素晴らしい作品。低予算なのにホラー映画というジャンルに大きな影響を与えた
・今でもお気に入りのホラー映画。画期的な広告や製作手法。いまだに「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を観ると、怖いしゾッとする
・映画公開から3年間は、実話だと信じてた
・主演した女優のお母さんが(彼女が本当に死んだと信じた人達から)お悔みの言葉が書かれたメッセージカードをたくさんもらったくらいだからな
といった称賛の声がTwitterには多く見受けられました。
The Blair Witch Project Horror…… the Ending Scene(YouTube)
https://youtu.be/CsDoHwWPPfs
フェイク動画などない時代に人々を欺いたブレア・ウィッチ・プロジェクトは、ホラー映画の歴史に残る作品であることは間違いないでしょう。
※画像:『Twitter』より引用
https://twitter.com/aresluoga/status/1150435238016880642