KICHIRIは石窯焼きにこだわったハンバーグ専門店『いしがまや GOKU BURGER』を表参道ヒルズ向かい側に2年間限定で2019年7月16日(火)にオープンする。
オープン前に行われた報道関係者向け試食会を取材したので一足お先にレポートする。
オープンを記念して石窯で焼いた約180gのジューシーなハンバーグをぜい沢に挟んだボリューム満点の「GOKU BURGER(ゴクバーガー)」が登場する。店内中央には燃え盛る炎も豪快な石窯が鎮座する。
非常に大きなハンバーガーなので突き刺されたナイフで切って食べてもよいが、ハンバーガーといえば手づかみでむしゃむしゃ食べるもの。とはいえ肉汁やタレが落ちて手を汚すのも気になるところではある。そこで同店ではブラック手袋がトレーに添えられるので、それを使用してかぶりつくとよい。
手袋を使用することにより、そのままかぶりつくなり、ちぎって食べるなり、添えられたポテトも手づかみで食べたりと周囲を気にせずに好きな食べ方で楽しむことができる。
記者が注文したのはBLTチーズバーガー(1580円税別)。ポテトと選択可能なソースが付く。
このままでも食べることができるが、写真右奥の広いトレーにソースが添えられるのでハンバーガーやポテトをそこに浸して食べてもよい。ちなみに選択可能なソースは、「オリジナル」「てりやき」「シェフスペシャル」「BBQチリ(プラス100円)」の4種類。
さすがにこのサイズだと手づかみでつぶして食べようと思っても、ハンバーグが厚すぎてパンの部分しかつぶれないが、何とか口に運ぶことができた。大きすぎる場合のおすすめの食べ方は「手でちぎってソースどぶ付け」だ。ハンバーグが柔らかいので手でちぎっても他の食材と分離することなく思った通りの大きさにちぎることができる。
そのままソースをパンの部分にたっぷりつけて口に放り込むと、すべての素材を味わうことができる。
こちらは同店ではおなじみのハンバーグ。ハンバーガーと同じ180グラムである。
同店で使用されているオーストラリア産アンガスビーフ。アンガス牛とは産地のことではなく、牛の種類のこと。正確には英スコットランドのアンガス地方が原産なので産地の名称といえなくもないが、現在では世界中でアンガス種が飼育されている。日本で広く流通しているのは国産、米国産とオーストラリア産だろう。赤身が多く柔らかいのが特徴で、同じアンガス種でも米国産と豪州産とでは飼育環境や飼料の違いにより味が若干異なるとされている。
こちらは同じ重量でもハンバーガーのそれとは違い、かなり立体的。
ハンバーガーとハンバーグはどちらを選択しても腹いっぱい食べることができるので、満足感この上ない。
オープン日にはよしもとの人気芸人”EXIT” が1日店長として登場する限定イベントを実施する。
記者はその日何も食べずに行ったのでハンバーグとハンバーガーの合計360グラムを何とか完食することができたが、ポテトやパン、ハンバーグには付け合わせのパスタもある。果たしてあなたは食べきれるか?
ファストフードの代表格であるハンバーガーだが、”fast”は速く食べる速度ではなく、注文してから早く出てくる時間を意味するので、ゆっくりと時間をかけて味わってみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影