参議院議員・山本太郎氏の『Twitter』公式アカウント(@yamamototaro0)が、なぜか検索結果に表示されなくなっていることが分かった。
ログインしていない状態で検索窓に「@yamamototaro0」打ち込んでみると、山本氏が起ち上げたれいわ新選組と支援者のアカウントは表示されるが、本人は検索結果のユーザー欄に表示されない。
「山本太郎」だとヒット件数が少し増えて本人の事務所広報アカウントなども出てくるが、やはり山本太郎議員本人のアカウントは表示されない。
以下のサイトにある、フォロワーの多い政治家・議員上位50位のうち、本人が結果に表示されないのは山本太郎議員だけだった。
https://meyou.jp/ranking/follower_politician[リンク]
この謎の現象について、「“シャドウバン”されているのではないか?」との疑いが持ち上がっている。“シャドウバン”を理解するにはこちらのブログが分かりやすい。
https://nagished.com/20190302/twitter-shadowban[リンク]
簡潔に言うと「一般にはあまり好ましくないような内容の投稿をしているユーザーを、こっそりと公の目に触れにくいようにする対策」ということだ。
Twitter社は特定の政治思想や思想形態を理由に“シャドウバン”することは絶対にないとしているが、一方で健全な会話を守るためにツイートと検索結果をランク付けしていることは認めている。具体的な採点基準は公開されていないが、アダルト系コンテンツに関連するアカウント(成人向け同人絵師やセクシー女優など)はかなりの高確率で“シャドウバン”されていることが確認できる。
そしてなぜか山本太郎議員も“シャドウバン”されているようなのだ。アカウントがシャドウバンされているかどうかを確認するこちらのサイト(https://shadowban.eu/[リンク])でも、ログアウト中に検索された時に、検索候補やユーザー欄に出てこなくなる「Search Suggestion Ban」に設定されていると判定される。
しかし、山本太郎議員の過去のツイートを見ても特に問題になりそうなものは見当たらない。6月19日に同じ短文で『TwitCasting』へのリンクを連続投稿したものが迷惑行為と判定されたためではないかと分析する人もいるが……。逆に、議員ではないが、デマと曲解で野党叩きと個人攻撃を繰り返す政治系アカウントが“シャドウバン”されないのを見ると、ますますTwitter社の判断基準が分からなくなってくる。
画像とソース引用:『Twitter』より