はじめに
あなたは生涯でホームランを打ったことがありますか?
高校球児から草野球選手まで、野球選手の憧れ、それがホームランです。
完璧に捕らえた打球が、綺麗な放物線を描く。打者の指は自然と天を指し、それに少し遅れて打球がスタンドに突き刺さる。
一瞬の静寂が球場を包み込み、ホームランだと分かった瞬間、その反動のような割れんばかりの歓声が巻き起こります。
そう、ホームランはすべての野球選手の憧れです。
このたび、そんな夢をかなえてくれるバットが発売になり、近所のバッティングセンターで試し打ちが出来ると聞き、試用してまいりました。
誰でもホームランが打てる!?
そのバットの名前はビヨンドマックス。ミズノ社から発売されている大人気バットシリーズで、累計45万本を記録している大ヒットシリーズです。
その魅力は何と言っても『飛距離』。
打球部に装着されたウレタン系の素材が、打球の飛距離を1割~2割増やしてくれるのです。
ずばり、当てただけでも簡単に内野手の頭を越え、振りぬけば簡単に外野手の頭の上を越えます。
本当に非力な筆者でも、「これならホームランが打てるかも」と思わせてくれる夢のバットです。
しかしその欠点
しかし、このバットのシリーズにはある一定の否定的な意見がありました。
それが
「手ごたえが無い」「打感が欲しい」
というもの。
先述したウレタン系の素材がそうさせるのでしょう。確かに、打感の気持ちよさは他のバットの方が上だと思います。「意外に飛ぶ」という表現がピッタリなのです。
そこで新シリーズ『VX4』
そこでその打感を向上して発売されたのが新シリーズ『VX4』です。
打球部の表面をTPUパイプという硬い素材で覆うことにより、打感を向上させ、
内層には従来どおりウレタン系の素材を入れてあります。
つまり、『打ちごたえもあり、打球も伸びる』という夢の新商品です。
感想ズバリ
と、製品情報はこれくらいにして、実際に打ってきた感想を述べます。
ズバリ、「だいぶ打感は向上したが、まだ足りない。ただ、飛距離は相変わらず凄い!」です。
打感については、どうしてもビヨンドマックスシリーズ独特の手ごたえが残っています。
筆者はあれが嫌いではないのですが、この打感が支持できない人の意見も分かります。ちょっと独特の鈍い感触がするのです。
ただ、このシリーズから710gや720gといった、比較的軽い種類のビヨンドマックスが出ました。
非力な筆者にはとても嬉しいです。
値段は一本31,500円(定価)と、簡単に手が出る値段設定ではないのですが、
それでも近所のバッティングセンターで試し打ちをしてみると、欲しくてたまらなくなります。
おわりに
今までビヨンドマックスシリーズは1本しか使ってこなかった筆者ですが、
いまだにホームランは通算0本です。
是非、この『VX4』を手にして、人生初ホームランを打ちたいと思います!!
軟式用野球バット『VX4』新発売キャンペーンページ
http://www.mizuno.co.jp/whatsnew/2012/05/20120501.html