“スターバックスのチルドカップコーヒーができるまで”を精巧に表現したミニチュア作品が公開

スターバックスは5月13日、コンビニで販売するチルドカップコーヒーの新商品「スターバックス コールドブリュー コーヒー」の発売イベントをDAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERYで開催。ジオラマアニメーターのMOZUさんとコラボレーションしたミニチュア作品が披露されました。

このミニチュア作品のタイトルは「A story of Starbucks Chilled Cup Cold Brew」。コーヒー豆を栽培するところから商品が出来上がるまでのストーリーを、3Dプリンターで制作したチルドカップの断面の中に精巧に表現しています。MOZUさんによると、制作にあたってはスターバックスから「商品が生まれるまでのクラフトマンシップを表現してほしい」というテーマが与えられ、作品そのもののアイデアはすべてMOZUさん自身で考えたのだといいます。「依頼をいただいて、すぐに“コーヒーカップのなかに工場があったら可愛いのでは”というアイデアが浮かびました」(MOZUさん)。

チルドカップの中に精巧に表現されたコーヒー工場

チルドカップの“屋上”にはコーヒー豆を栽培する農園が表現され、階層を下に見ていくとブレンドと焙煎、コーヒーの抽出から、チルドカップの完成に至る各プロセスが精巧に表現されています。そして作品の裏手に回ってみると、完成したコーヒーを販売するスターバックスのショップ店頭の様子が表現されているという仕組みです。

最上階にはコーヒー農園が広がる

1つ下の階ではブレンドしたコーヒーを焙煎

焙煎したコーヒー豆からコーヒーをじっくりと抽出

最後には1本ずつチルドカップが完成していく。機械などはすべて自作したとのこと。

作品の裏側に回るとスターバックスのコーヒーショップが

レジ回りの様子やお客さんの服装まで細かく表現されている

MOZUさんによると、普段の作品制作には5か月ほど掛かるそうですが、この作品は2か月という短い時間で集中して制作したとのこと。MOZUさんは「もともとスターウォーズが好きなので、工場の配線や機械などの作りこみにはクリエイターの血が騒ぎましたね。素材は自作したものが多いですが、100円ショップで買えるものやプラモデルのパーツなども活用しています。店頭に並ぶ人たちは鉄道模型のものを使用していますが、すべて塗りなおしてジーンズなどは質感を細かく表現しました」と作品にこだわったポイントを熱く話していました。

作品へのこだわりを話すジオラマアニメーターのMOZUさん

なお、「スターバックス コールドブリュー コーヒー」(容量200ml、税抜価格219円)は、スターバックスが厳選した専用豆を使用して水で時間をかけて抽出したブラック無糖タイプのチルドコーヒーで、5月14日から全国のコンビニエンスストアで販売が開始されます。

ウェブサービス運営会社、広告会社などでメディア事業開発、コンテンツプロデュースなどを手掛けたのち、2009年に大手デジタル系ニュースサイトの企画プランナー・ライターに転身。2013年8月にフリーライターとして独立。現在はモバイル、ソーシャル、カメラ、デジタル機器、ビジネス、ライフスタイル、エンターテインメントなど様々な領域の記事執筆をしています。趣味は旅行、写真撮影、モータースポーツ観戦、ソーシャルゲーム。

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