ご飯と一緒にカップ麺を食べるならこれ! JAL機内用カップ麺『らーめんですかい』

らーめんですかい

全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。

ご飯を食べる時、味噌汁がわりにカップ麺を食べるのがなんか特別感があって割と好きである。

コンビニで買ってきたお惣菜だけだと何となく味気ない気がする食卓も、カップ麺を追加するとなんかウキウキするというか。わかってもらえるでしょうか?笑

炭水化物+炭水化物になってしまうのでどうしても罪悪感の漂うもの。そこで選びたいのがミニサイズのカップ麺。

カップヌードルやチキンラーメン、赤いきつねと緑のたぬきなどミニサイズがいくつも発売されているが、ご飯と一緒に食べることを限定して考えると、私は『らーめんですかい』を勧めたい。

らーめんですかい

『らーめんですかい』日本航空 (JAL) と日清食品が共同開発したカップ麺で、2001年に登場した。

もともとは1992年に『うどんですかい』、1996年に『そばですかい』が登場し、第3弾として出てきたのが『らーめんですかい』

「機内でカップ麺を食べたい」という乗客の要望から、世界初の機内専用のカップ麺として、ビジネスクラスで提供を開始したのがその起こりである。機内専用のカップ麺だったが、人気が出てきてから通販で取り扱うようになり、今はホテルの軽食用として提供しているところもある。

ミニサイズ(37g)なので、ご飯のアテとしてはぴったり。カロリーも一食162kcalと罪悪感も少なめ。

そして『らーめんですかい』の一番の特徴は、気圧の低い機内でも作れるように80-85度と低い沸点でも戻りやすく、伸びにくいように開発した特製麺だ。これがいい。

ラーメンだけ食べるならば伸びにくさはあまり気にする必要はないが、ご飯と一緒に食べる時はどうしても麺を食べるペースが遅くなる。そんな時この『らーめんですかい』は最後まで伸びなくて嬉しい。

最後まで伸びにくい麺

ただし。自宅のポットややかんでチンチンに沸いたお湯で作ると麺が若干柔らかめに仕上がるのが注意だ。麺かためが好きな人は少し温度低めのお湯で作るといいだろう。

カップヌードルと同じ日清食品が開発しているが、『らーめんですかい』はカップヌードルより少しダシ感が強いイメージ。カツオと鶏ガラの懐かしい味わいでじんわり旨い。カップヌードルもかなり旨いが、こちらはより和風に仕上げたイメージだ。JALならではの飛行機の絵が描かれたナルトもカワイイ。

飛行機柄のナルトがカワイイ

もともと機内用に作られたカップ麺だが、ご飯と一緒に食べるのにピッタリとは驚きの発見。ぜひお試しいただきたい。

井手隊長

ラーメンライター/ミュージシャン 全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。東洋経済オンライン、AERA dot.、Rettyグルメニュース、favy、るるぶNEWSへの連載のほか、番組・雑誌の出演・監修、コンテスト審査員、イベントMCなどで活躍中。自身のインターネット番組、ブログ、Twitter、Facebookなどでも定期的にラーメン情報を発信。 その他、ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。

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