アメリカのグルメ雑誌『ボナペティ(Bon Appetit)』の公式『YouTube』チャンネルが、『プリングルズ』の味と形を再現するためにわざわざ手作りする動画を公開しています。
Pastry Chef Attempts to Make Gourmet Pringles | Gourmet Makes | Bon Appétit (YouTube)
https://youtu.be/J3xLG-whfFk
『プリングルズ』を手作りするのは、『ボナペティ』の編集者で、レシピ開発者としても活躍するClaire Saffitzさん。
パート1は「『プリングルズ』ってそもそも何?」というタイトルで始まります。まずは色々なフレーバーの『プリングルズ』を味見。Claireさんのお気に入りはサワークリーム&オニオン。筆者も激しく同意します。『プリングルズ』をつぶして正確なサイズを計測すると。縦6.8センチ、横5.4センチです。
次に『プリングルズ』の素材を確認します。乾燥ポテト、米粉、植物油、でんぷん、塩などなど。次にネットを駆使し、『プリングルズ』独特の形状を再現するヒントを得ようとします。型があれば『プリングルズ』独特の形状を再現できると踏んだので型探し。同僚からも味と形状を再現するためのヒントを得ます。
「『プリングルズ』ってどうやって作るの?」というタイトルでパート2がスタート。生のじゃがいもを加熱し、パッケージに表示されていた素材を練り込んで生地作りに挑みます。パスタマシンを使って生地を伸ばし、型抜きしてから、試作第1号を揚げていきます。『プリングルズ』表面の細かな気泡が再現出来ませんでした。ベイキングパウダーを足してみたり、サイズの大きいスプーンを使って揚げてみたりと、味と形を再現するために何度も試行錯誤しますが、初日はかんばしい結果なし。
挑戦2日目。味、食感、形状、気泡の再現と乗り越えなくてはならないハードルはいくつも残されています。何度もトライし続けた結果、どうにかこうにか同僚からもお墨付きをもらえるレベルまで、味と食感が『プリングルズ』に近づきました。金属製のざるの網部分を切り取り、網を『プリングルズ』の形に成型。そこに生地を貼り付け揚げるという画期的な方法を考案し、形状の問題をクリア! 仕上げに味付きパウダーを振りかけて完成。
動画の最後にレシピも紹介してくれたClaireさんには「お疲れ様」としかいいようがありませんが……『プリングルズ』は普通に買って食べるのが一番のようです。
※画像:『YouTube』より引用
https://www.youtube.com/watch?v=J3xLG-whfFk