京急の魅力を余すことなく解説!『鉄道まるわかり001 京急電鉄のすべて』

  by 天夢人(テムジン)のPRスタッフ  Tags :  

 突然ですが「京急」と聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか。一般の方ですと、羽田空港に乗り入れている赤い電車といえばピンと来るかもしれません。鉄道ファンですと時速120キロで駆け抜ける快特のイメージが強いと思います。今回紹介する『鉄道まるわかり001 京急電鉄のすべて』(天夢人刊)は京急電鉄の魅力を余すことなく解説した本です。

 本書は6章で構成されており、各章ではさまざまなテーマが取り上げられています。基本的に第1章の「京急電鉄の企業がわかる」から読み進めることをおすすめします。

 一般的に鉄道会社を取り扱った本は鉄道だけにスポットを当てがちです。しかし、本書は鉄道だけでなく、リゾート開発や宅地開発、空き家問題への取り組みなど、さまざまな視点から京急電鉄を紹介しています。これらの取り組みを見ると、意外な京急電鉄の素顔を垣間見られるかもしれません。意外と知られていないのは、京急電鉄が電鉄系百貨店では最後発組であること。しかも、最初に出店した百貨店は品川駅でも横浜駅でもなく、中間駅の上大岡駅でした。ぜひ、みなさんも鉄道以外のページを読み飛ばさず、意外な京急の素顔を見つけてくださいね!

現在の“京急顔”を初採用 600形

 もちろん、鉄道ファンを満足させる仕掛けもたくさん用意されています。車両ファンは第4章の「京急電鉄の車両がわかる」に注目したいところ。現役車両だけでなく引退車両も紹介されています。また、各ページには専門用語の解説が掲載されています。たとえば、「KEIKYU44」600形の紹介ページでは京急の車両の象徴であったアンチクライマーの説明が書かれています。また、外装だけでなく内装の写真も掲載しているのも本書のポイント。首都圏の私鉄では珍しく通勤車にクロスシートがあります。

都営、京成、北総などと相互直通運転 自社を含む5社局の車両が走る

 京急線に乗り入れる東京都交通局(都営地下鉄)、京成電鉄、北総鉄道、千葉ニュータウン鉄道の車両もカバーしています。第2章の「KEIKYU22」では2018年6月にデビューしたばかりの東京都交通局5500形と引退が近づく東京都交通局5300形の写真があります。京急だけでなく、東京都交通局浅草線の世代交代を感じられるレイアウトも興味深いところです。

都心と三崎口を結ぶ快特を筆頭に空港アクセスなどさまざまな種別が存在

 京急線に初めて乗る方は「KEIKYU23」をチェックしてみてください。ここでは複雑な京急各線の停車駅と種別が整理されています。また、随所に京急線に並行するJR東海道本線やJR横須賀線との料金や所要時間の比較をしているのも見逃せないポイント! 他の鉄道路線と比べることで、より京急の魅力が感じられると思います。

駅メロディ、アナウンス、車両……“音”で楽しむ京急電鉄

 さて、京急ユーザーは本書を読めば、日々の利用が少しだけ楽しくなるかもしれません。第3章の「京急電鉄の駅がわかる」では主要駅が紹介されています。興味深い点は単に駅を解説しているだけでなく、駅構内の配線やホームの使い方にも言及していること。本書を読んだら、主要駅の線路やホームにも注目してみてください。楽好きな京急ユーザーは駅メロディーを紹介している第6章の「KEIKYU67」を見逃してはいけませんよ。もしかすると、あなたのお気に入りの曲が京急の駅メロディーに採用されているかもしれません。

 さらに、京急を使ってお出かけする前に本書を読むといい情報が得られるかもしれません。「KEIKYU63」と「KEIKYU64」では京急が販売するおトクな企画きっぷが紹介されています。さまざまな企画きっぷが表でわかりやすく整理されているので、急いでいるときにも役立ちます。

 さて、今回紹介した『鉄道まるわかり001 京急電鉄のすべて』は「鉄道まるわかり」シリーズの第一弾となっています。ぜひ、同時発売されたシリーズ第二弾の『鉄道まるわかり002 小田急電鉄のすべて』と読み比べてください。各社の鉄道事業に対する違いがわかり、私鉄各線に乗ることが楽しくなってきますよ!


『鉄道まるわかり001 京急電鉄のすべて』

(天夢人)

旅と鉄道編集部 編
紙版 定価:本体1600円+税
電子版 定価:本体1280円+税

天夢人(テムジン)のPRスタッフ

インプレスグループの傘下、天夢人(テムジン)のPRスタッフです。天夢人は鉄道雑誌『旅と鉄道』を隔月で発刊している出版社です。『旅と鉄道』を書店で見かけた際はぜひ手に取ってご覧ください!

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