妻をイライラさせる『なんちゃってイクメン』の生態とは!?

  by 丸野裕行  Tags :  

どもども~ライター丸野裕行です!

一人っ子の僕ですが、気づけば今や3児のパパになっていました! 育児とは縁遠そうに見えるかと思いますが、実は意外と育児を手伝い、妻をサポートしてるんです!

いわゆる『イクメン』ってやつです。ただ育児休業を取ってるわけでもないですし、ご存知の通り、仕事はバリバリやっておりますが、ミルクも作れますしオムツだって替えます。

妻が子供たちのお迎えに行っている間に夕飯を作ったりと、妻のママ友たちからも高い評価をもらってるんです! 意外と!(笑)

しかし、世間の新米パパは初めての育児で「俺ってけっこうイクメンじゃん」と勘違いして、妻から「いやいや、ただの良いとこどりなだけ」と、感謝どころか「得意げにアピールされても……」と妻を困らせてしまう、そんな『なんちゃってイクメン』の特徴をご紹介します!

こんな程度じゃ『イクメン』とは言えません!

オムツをはずしてウンチだったら即妻にバトンタッチ

「近づいてプーンと匂ってきたら、『お前出番だぞ』って…。そのおまえのひと言いらなくね?それならまだ気づかぬフリしてもらった方がマシだわ」

「勝手に『おしっこ担当です』みたいなスタンスやめろよ。おまえは雑魚キャラしか倒せねーのか、ボスはわし任せかい。」

「なんとか頑張って変えようとする気持ちはわかるけど、その鼻にティッシュ詰めるのやめろやーい。」

と、オシッコならオムツ替えを手伝う程度でドヤ顔していると、妻をイラっとさせていまいます。

子供がご飯を残そうが食べ散らかそうが、隣で一緒に食事してるだけでご飯をあげた気になる

「『ごはん食べさせた』っていうから見に行ったら、口も手も汚れたままでそのへん触らせてるし……。掃除してよね。余計手間だわ。」

「食べ残してんのに、『ボーロどーじょ。』じゃねーよ。ちゃんとご飯食べさせ終わってからだろ。」

と、食育に力を入れている妻には特に激怒されるパターン。特に小さい子はお腹がいっぱいになる前でも、他のものに興味が出て食べることをやめてしまう場合もあるので、辛抱強くスプーンで与え、最後は口や手を拭く、というところまで最低限するようにしましょう。

たまに預けたら、ずっと子どもにYouTubeを観せ続け子守したつもりでいる

「なんかすんなり預かってくれたな~と思ったら、これかよ。YouTubeに子守させてんなよ! 積み木で一緒に遊べよ。父親の自覚はないのか。」

と、YouTubeだけでなく、テレビやDVDに子守りをさせているようでは、イクメンなんて程遠いどころか「もうアナタには預けられない!」呆れられてしまいます。

寝かしつけをしてる夫がまず夢の中

「寝かしてくれてるはずなのに、寝室から子供の泣き声……。おまえが寝かされてどうすんだよ!で、鳴き声で起きないってどゆこと!?」

「毎回先に寝て、結局私が寝かしつけてるのに、朝起きたら『○○ちゃん良く寝てまちたね~』じゃねーよ。自分で寝かしつけたつもりってどんだけおめでたいんだよ。」

と、仕事で疲れているとはいえ、一度引き受けたことを中途半端、むしろ手間を増やして返されては妻の不満は溜まる一方です。

手ぶらで子供を連れて外出する

「オムツも着替えも持たずに車で大きな公園へ。オムツはパンパンで漏れて服は汚れて、う〇ち臭漂う車で帰ってくるって……ほんとありえないし。それで怒ったら『もう一人で連れて出掛けない』って。逆ギレかよ」

と、よかれと思い、思いつきで行動した結果、妻に激怒されるパターン。
あまり強く指摘すると、夫が「もうしない……」となってしまっても困るので、やんわり伝えるもそれはそれで妻にストレスを与えてしまいます。

「出掛ける時は何持ってったらいいの?」と妻に聞いて、次は失敗しないようにするぞという姿勢がベターです。

散歩に行くと言って10分で帰ってくる

「『掃除機かけるし、ちょっとだけ出掛けてきて』と出て行ったはいいものの、近所をただウロウロしていたよう……。不審者かよ!」

と、イクメンどころかご近所に恐怖心を持たせてしまってますよ!

ぐずったら「ママじゃないとダメだわ~」とお決まり文句を言う

「美容院に行くっていったのに、『やっぱりママじゃなきゃダメだよ~』と電話してくるって……わたしゃシャンプー台だよ。自分でなとかしろ! いつも機嫌のいいときだけかまってるからそんなことになるんだよ!」

と大きな泣き声に助けを求めるんじゃなく、泣き止むまで抱っこするなり、なんとかするのが真のイクメンです!

「たまにはみてて」と頼んだら、すぐに夫の実家に帰る

「いやいやいや、私が育児してないみたいじゃん。姑に何言われてるかわかんないじゃん。ホント最悪。」

と、実家をすぐ頼るのは夫婦間に亀裂が生まれそう……。
子供との二人の時間を楽しむと思って、できないなりにも一人で面倒をみることが大事です。

いかがでしたでしょうか?

あなたはエルゴで子供を抱っこしただけでイクメン気分になってませんでしたか?
「そうそう、うちの旦那もこんな感じ」なんて思われていませんか?

育児を手伝おうという気持ちがあることは、とっても良いことですが、『なんちゃってイクメン』ではなく、「こうしたほうがいいかな?」などと夫婦協力しながら、真の『イクメン』を目指してみてくださいね!

(C)写真AC

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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