皆さんは書店や神社、縁日で売られている「暦」という本をご存じだろうか。現在はグレゴリオ暦(太陽暦の一種)を世界的に使用しているが、明治までは日本では太陰太陽暦を使用していたことはご存じのとおり。
それら東洋(主に中国)で使用されていた旧暦やさまざまな暦が掲載されているほか、実はこの暦は占いの本でもある。
十干十二支(大雑把にいうと干支のこと)や六曜(大安や仏滅、赤口のこと)等は暦としての利用のほか吉凶を表現する占いとしての側面もある。
そのような年月日をさまざまな暦に割り当てて行われる行事(縁日)の一つとして酉の市がある。暦を発行している神宮館という出版社が毎年行っている酉の市セミナーで由来や縁起、熊手の買い方等を学んで実際に東京都台東区の「鷲神社」に行った。
熊手を買い求める模様は動画にまとめたのでご覧いただきたい。
さて、暦は占いの本だと前述したが、この本で何を占えるのか、易者に見てもらった経験はないので、本書で何を知ることができるのか実際に神宮館を訪ねて鑑定をしてもらった。その模様も動画の後半に収録してあるので、使い方の参考にしていただきたい。
■暦ってなぁに?占いの本です!記事内で宝くじの吉方も大公開!
https://youtu.be/1Xf5djgRZfA
平成30年の年末ジャンボ宝くじの吉方はこちら!
最後に、俗的な話で恐縮だが今年の年末ジャンボ宝くじを買うための吉方を教えてもらったので、記事をご覧いただいた方だけに公開しよう。(写真の内容についての著作権は神宮館にあります)
「当たるも八卦当たらぬも八卦」という言葉に出てくる八卦も風水等に利用される占いの一種だが、当たる当たらないよりも、自身の生活の指針として参考にすれば災いも避けられ、運も開けてくるのではないだろうか。そういう考え方こそ日本人の神仏や自然のすべてに対して敬い感謝する宗教観にぴったりと合うものだと信じる。
来年の指針として、話のネタ元として手に取ってみてはいかがだろうか。
※写真および動画はすべて記者撮影・収録