【動画あり】JR東日本のエキナカで「ふかひれスープ」!気仙沼産を使用した高級品?

  by 古川 智規  Tags :  

acure madeといえば、JR東日本の駅にあるJR東日本ウォータービジネスが設置している自動販売機でご存知の方も多いだろう。
同社のミネラルウォーターは国鉄が上越新幹線を建設していた時代までさかのぼる歴史あるブランドだ。
ミネラルウォータには落ちないキャップを採用し鉄道で飲むことを想定した親切設計や、お茶、コーヒー、産地の特産物を使ったジュース、栄養ドリンクまでそのほとんどがオリジナルの商品だ。

現在では独自の自動販売機を設置して売れ筋商品を飲料メーカーとコラボして商品化している。こうして独自の商品として駅で飲むことができるのがacure madeブランドだ。

その中で冬に向けたホット飲料としてすでに自動販売機の中に入っている「ふかひれスープ」。
コラーゲンを1000ミリグラム配合し、気仙沼産のフカヒレを使用した本格志向。ただし、使用しているのは粉末なので姿煮が入っているわけではない。とはいえ、気仙沼産フカヒレといえば高級品であることには変わりがない。

ちなみに、フカヒレとはサメのヒレのことなのはご存じのとおり。気仙沼産のフカヒレは世界的に見ても高級品だが、実際にサメを狙った漁をしているわけではない。マグロ漁の過程で一緒に漁獲されたサメを使用している。かつ、フカヒレだけを狙った違法なサメ漁では捨てられてしまう肉や骨、皮や内臓はすべて完全利用として練物やサプリメントの材料としてすべて余すところなく使用している。水産庁のファクトブックによると気仙沼市ではサメの有効利用をキーワードに町おこしをしている事例が紹介されている。
もちろん本品に使用しているのはフカヒレは粉末だが、漁業資源にも十分に配慮されて漁獲されたフカヒレであることも知っていただきたい。

■JR東日本の駅自販機で買うことができるフカヒレスープを飲んでみた!
https://youtu.be/DZQiaHKHD3E

冬の寒いホームや、列車での移動中、お酒を飲んだ後の帰りのホーム、小腹がすいた時の補給として、ちょっと一息入れてみてはいかがだろうか。

※写真および動画はすべて記者撮影・収録

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

Twitter: jj6tje

Facebook: jj6tje