浅草ビューホテル『シェフの餐宴グルメバイキング』取材レポート

  by 古川 智規  Tags :  

浅草ビューホテルで8月18日まで開催中のグルメバイキング『シェフの餐宴グルメバイキング』を取材したのでレポートする。

場所はつくばエクスプレス浅草駅からすぐの場所にある浅草ビューホテル。
ホテルのグルメバイキングそのものは特に珍しくなく、比較的多くのホテルで行っている。浅草ビューホテルでも20年近く行っている定番のイベントである。
ただし今年からは趣向を変え美味しく食べてエンターテイメントで楽しんで、和洋中の中から美味しかったものを投票して商品を当てるという1度で3度楽しいバイキングになっている。

一般的なホテルのグルメバイキングメニューがバンケットルームを囲むように並ぶ中で、中央のひときわ目立つ場所に和食、洋食、中華のそれぞれの特設コーナーがある。

通常のメニューには美味しそうなステーキがその場でグリルされていた。

もちろん新鮮なネタでの寿司もある。

生ハムはその場でカットする本物志向。

スイーツコーナーも充実している。

家庭ではなかなか難しいチョコレートフォンデュもここならば思い切り楽しむことができる。

洋食部門

さて、投票の対象となる3つのメニューを順を追って紹介しよう。
洋食はフォアグラのソテー。

ヨーロッパから空輸したフォアグラを、ブランデーと炎で色よく焼きあげ、イタリア産バルサミコソースを煮詰めて甘酸っぱく香り高いソースに仕上げました。

ご存じ世界三大珍味の一つフォアグラ。記者はかつてこんなに大きなフォアグラをほおばったことがないので、思う存分フォアグラの味を楽しんだ。

中華部門

中華からは鴨の燻製をパンで挟んだもの。

香港名物のチャイニーズバーベキューをビューホテル独自のタレで食感にこだわり仕上げました。塊肉をその場でカットした美味しさをご堪能ください。

これも大きな鴨肉がハンバーガーよろしくドーンと入っている大盤振る舞い。鴨肉のジューシーな肉汁が特製のタレと相まってパンにしみこみ全体としてのおいしさを醸し出している。

和食部門

和食からは鯛しゃぶだ。

食材本来の味を活かし、旬の野菜であわせました。
出汁にさっとくぐらせることで、鯛の旨味も凝縮します。

これだけでも十分な美味しさだが、さらに鯛飯や茶漬けも楽しめるとあっては日本人に生まれてよかったとさえ思える素材重視の逸品だ。

場所柄、観光客が多いのかと思われたが、逆に地元の家族連れがほとんどだったことに驚いた。それだけ地域に根付き愛されているホテルなんだろうということが一目でわかる。

家族連れが多いということでエンターテイメントも充実させており、子供向けに誰でも知っているミュージカルの歌が披露されたり、ピエロが風船アートをその場で作って子供にプレゼントしたり、大人向けには懐メロから最近のヒットナンバーを織り交ぜて食事の場を飽きさせないように工夫されていた。

これでもごく一部を取ってきたに過ぎないが、満足できないわけがないほどの種類とホテルのバンケット部門が自信をもって提供する味の数々だった。

最後はテーブルに置かれたハットに和洋中から自分が美味しいと思ったものを選択して投票することで抽選に参加することになり、後日当選すればペア宿泊券等の商品が送られてくる。
開催期間は短いが、今年に限らず毎年行われている同ホテルのグルメバイキング。夏休みのシーズンなので家族でのちょっと贅沢な団らん、グループでワイワイおしゃべりを楽しみながらの食事、肩ひじ張らない普段着でのカジュアルなデート等に最適ではないかと思われる。
浅草観光の締めで楽しんでみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

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