「女性に抱いていた嫌悪感が友情に変わった」……モテない男性による『バチェラー・ジャパン』レビューが大反響!?

イケメンで金持ちで高学歴……そんな理想の男性1人を獲得するために数十人の女性が本性むき出しで争う恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』(Amazonプライム・ビデオ)。

2017年から制作が始まり現在シーズン2放送中、きゃりーぱみゅぱみゅさんや柳原可奈子さん、横澤夏子さんもファンだという人気番組だが、その豪奢でスキャンダラスなイメージとはかけ離れた、とある自称モテない男性によるカスタマーレビューが大きな反響を呼んでいる。

レビューはかなりの長文なのでかいつまんで紹介するが

「僕はモテない男性です。23歳ですが、この年まで女性との交際経験がありません。」

という自称モテない男性は

「僕は生まれてこの方、23年間女性から路傍の石同様に扱われているのに、この差はなんだと、本当に情けない気持ちでいっぱいになり涙が出てきました。しかし、なんとなく見始めましたが、女性の醜い部分をこれでもかと垂れ流すこの番組を最後まで見届け、僕の知らない女性の醜さについて学習し将来への糧としようと思い、見続けることを決断しました。」

と怒りにうち震え、涙しながら番組を観始めたものの

「しかしながら、こうした負の感情から流していた涙が、回を重ねていくうちに非常に清々しい綺麗な感情から流れるものに変わっていました。」

「このバチェラージャパンにはその全てが詰まっていると思います。僕らが憧れ続けているあのなんだか幸せそうな感じの全てが詰まっていると思います。」

と観続けるうちに恋愛の素晴らしさに気が付き、あげくには

「僕らを無視する敵のような存在に思われていた参加女性らへの気持ちもかわりました。」

「僕は、あれだけ嫌悪感を抱いていた参加女性らの恋する姿に胸をときめかせるだけでなく、友情を感じるようになったのです。」

と女性たちにシンパシーを寄せるまでに至ったのだ。

この心を裸にした感動的な告白は大きな反響を呼び、Twitterでは

「バチェラージャパン、自称モテない男(23)の長文レビューがあったんだけど、Amazonはこの人のバチェラージャパンを作ってくれと思った。」

「モテない男性からみたバチェラージャパン評を見てバチェラージャパンが俄然気になりだしたモテない女性です。」

「Amazonプライム契約しているけど、バチャラーはつまらなそうで一度もみたことが無い。 このレビュー読んだら、なぜか見たくなったw」

など数多くのコメントが寄せられ、番組を観たことが無い人や『バチェラー』を『バチャラー』と勘違いしている人にまで番組への興味を広げている。

かく言う筆者もこの手の番組は鬱陶しそうでまだちゃんと観た事はないのだが、モテない男性のレビューを読んで俄然興味が湧いてしまった。

自称モテない男性のレビューは現在、Amazonビデオの『バチェラー・ジャパン』ページでトップカスタマーレビューとして大々的に掲載中。

ぜひ全文を読んで男性への想いを馳せていただきたい。

※画像は『Amazon』から引用しました
https://www.amazon.co.jp/dp/B01N6POVWZ

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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