痩せたいという欲求は多くの人がお持ちだろう。もちろん記者も例外ではない。しかし、記者の経験上、ここまで太るともはやあきらめの感も強く、ましてや運動するなどもってのほか。電車に乗るのもなるべく座れる列車を選ぶし、ホームを歩いてでもエスカレーターやエレベーターを探してなるべく動かなくてよい方法を考える等、おおよそダイエットとは反対の方向に思考がいっているのが現状だ。
気持ちは男女差もあるのかもしれないが、そんな記者に「セブンデイズカラースムージー」という1食置き換え型のスムージーダイエットが提案された。
ラッシャーマンが販売するセブンデイズカラースムージーは月曜日から土曜日までの食事1食をスムージーに置き換えて、日曜日は普通通りの食事をするというもの。
こんなもので痩せられるのなら苦労はしないと思うし、ダイエットだからといって運動をする気もない。そんな懐疑心を持って会社を訪れて話を聞いた。
本稿では、スタートする前に動画を収録し、とりあえず3か月試した後にも動画を収録して、それを編集しているのでどうなったのかは動画でご覧いただきたい。
この3か月の間に海外出張があり、体重測定ができない環境もあったが、それでも個包装になっているので必要な分だけを持っていき、ミネラルウォーターや現地の珍しい飲み物に合わせる等して楽しみながら1食置き換えは欠かすことなく続けた。写真は香港のビクトリアハーバー。
海外旅行でのコンビニめぐりがお好きな方もいるだろう。記者もその一人だが、何の飲み物なのかわからないものでも購入して試飲して、おいしければスムージーにして飲んだ。写真は香港のコンビニオリジナルのココナツミルク。
動画で試飲しているので味の感想はそちらをご覧いただきたいが、色も香りも味も悪くないので飲みにくくて嫌になることはない。これを毎日続けていて飲食物の色の重要性を再認識したくらいだ。
もちろん天然の成分しか使用していないので、着色しているわけでもなく色を楽しむことができる。
写真は中国でのものだが、香港で撮影した一連の写真をインスタグラムにアップしただけで現地の意識が高いと思われる女子から山のように「いいね!」が付いたという副産物もあった。彼女らにしてみれば書かれてある日本語や製品はわからなくても、いわゆるフォトジェニックなのかもしれない。
では、スタート前に収録した動画と、3か月経過した後で収録した動画を続けてご覧いただこう。
前半の動画はスタート前の2018年3月7日に収録したもので、後半の動画は同年6月20日に収録したものだ。
■目指せ体重二桁ダイエット計画!その1
https://youtu.be/5zmGxZSwTdw
動画でも語ったように、引き続き試用をすることになったので本稿は連載となる。すなわち体重が2ケタになるまで連載することになった。次回は3か月後にお伝えしたいと考えている。
画像は体組成計とスマホが通信をしてデータを記録してグラフ化したものだ。青色の折れ線グラフが体重で、黄色がBMIだ。
グラフが数日飛んでプロットされているのは海外出張で体組成計に乗れなかった日数を表す。
正確な数値を記しておくとグラフの左端、スタートする前に試しで測ってみた体重が2月22日の133.80キログラム。3か月後に動画を収録した前日すなわちグラフの右端である6月19日が121.20キログラムだ。正確には12.60キログラムの体重減少となる。
体重減少分だけでは元が重すぎるのでフェアではない。そこで元の体重からの減少分の割合に換算するとマイナス9.41パーセントという結果になった。これは元の体重が80キログラムの場合はマイナス7.53キログラム、同60キログラムの場合はマイナス5.65キログラムという計算になる。
体の性質は個人や性別によっても異なるので一概には言えないが、少なくとも記者の場合はこのような結果になったことを考慮すると、ダイエットを熱望する方にとってはチャレンジしてみる価値はあるだろう。
本稿は連載とし、引き続きレポートを続けたいと考えている。
※写真および動画はすべて記者撮影・収録