2018年8・9月、タイ・バンコクで、元快快の演出家・篠田千明が、「超常現象館(Supernatural Pavilion)」を開催する。この企画は、タイ初の大規模アートフェスティバル「Bangkok Biennial(BB)」のパビリオンのひとつだ。
「Bangkok Biennial(BB)」を運営しているのは、アノニマスで集まった人びと。企画のメインは3つの作品制作となっている。数少ない日本からの参加者として、バンコク在住の篠田千明が他のアーティストたちと共同で作品を創り上げていくかたちだ。
作品の発表期間は以下を予定。
1) 2018年8月17日(金)、18日(土)、19日(日)
作品名「5×5 Legged Stool」
福留麻里(ダンサー・振付家)
2) 2018年8月25日(土)、26日(日)
作品名「Tiger, Tiger(仮)」
Aokid(ダンスアーティスト)
3) 2018年9月7日(金)〜15日(土)
作品名「ZOO VR installation」「KANNAGARA(仮)」
God Scorpion(メディアアーティスト), Myu(NYOTAIMORI TOKYO)
すべての作品の上演&展示は、リサーチ対象となったエリアにある寺院の敷地内を予定。
また現在、この「超常現象館」では、クラウドファンディングで資金を募集している。そのリターンは、リサーチの内容などを収めたアーカイブ本やオカルトマップを掲載したzine、タイのお土産など。じっさいにバンコクに足を運ばなくても、パトロンになることで楽しめるような仕組みになっている。
アートだけでなく、民俗学やオカルト、旅行などが好きな人たちにも興味深い多彩な内容。ぜひパトロンになってみて、一緒にイベントを楽しんでみてはいかがだろうか。作品制作のプロセスも随時公開されていく予定だ。