きょう5月13日は「母の日」。母の日といえば去年の夏、母娘を結ぶ弁当をテーマにした動画が話題を呼んだの覚えてる?
動画タイトル「世界一のランチ」。公開から8か月が過ぎ、すでに130万回以上が再生されているムービー。「弁当ってこんなにチカラがあるの?」とウルッとくる物語。
この「世界一のランチ」のコンセプトをそのままに、同じストーリーをもつ素人を3組セレクトし、“リアル版”として編集された動画が3本、最近公開された。
こちらのタイトルは……!?
「娘から母へ」「妹から兄へ」「先輩から後輩へ」の3本立て!
弁当がつなぐ、娘と母、妹と兄、先輩と後輩。そんな3本の動画の合計再生回数が60万回を超えているとか。
3本それぞれの内容は、こんな感じ。
◆「娘から母へ」は、幼稚園から高校卒業まで8年間、毎朝4時半に起きて弁当をつくってくれた母親に、娘が弁当をつくって渡す……。
「力の強い母のつくるおにぎりは、いつもぎゅっと硬くてしっかりしていた。おにぎりの日はいつも楽しみ。握る力のぶんだけ母の愛情が、お米にこもっていたんだな、って」
母親の弁当の思い出をそう振り返る娘。結婚し、彼女も娘を出産し、夫の弁当もつくるようになったいま、栄養や彩りなど、当時の母の想いに気づかされたという。母の立場になったいまだからこそ、母親に「ありがとう、世界一おいしかったよ」という感謝の気持ちを込めて弁当を贈る。
◆「妹から兄へ」は、妹が初めてつくる弁当を、地元・広島を離れ、東京に住む兄へ贈る……。
妹が小学生のころ、母親が仕事で家にいないとき、早起きして弁当をつくってくれたという妹思いの兄。そんな兄が上京し、ひとり暮らしを始めてから5年がたったとき。
「いま、兄は外食ばかりみたいなので、わたしのつくった弁当を食べさせたい」と妹。弁当箱を開けたときの兄の表情が、印象的。
◆「先輩から後輩へ」は、福岡でのバスガイド時代に出会った、会社の後輩「もんち」に感謝の気持ちを込めて、先輩から弁当を贈る……。
いつしか姉妹のような関係になっていたというふたり。仕事で落ち込んだとき、「先輩が元気になる弁当をつくる」と、もんちが弁当をつくってはげました。
いまは互いに結婚し、別々の県で暮らすふたり。もんちが待望の第一子を授かった、といううれしい報告を聞き、祝いたい気持や、弁当で励ましてくれたことへの感謝の気持ちを込め、弁当を贈る。
―――動画の最後に出てくるメッセージでわかるとおり、このシリーズ動画を手がけたのは、ニチレイフーズ。3本ともジワッとくるけど、妹と兄のストーリーは泣けた。実際に妹がいるけど、こんな体験、したことないから。
みんなは、どれがいちばんジーンとくる?