心の処方箋

  by あおぞら  Tags :  

 

当たり前のことを忘れがちなときがあります。水道をひねれば水がでるとか、毎食テーブルに食事が並ぶこと、家族がいる、住む家があるとか感謝することをひとつひとつあげていくと心が浄化されます。

 

現代社会は精神科医が増え、心の病も増えていっています。人間関係が複雑になるというより、人間関係の関係性が途切れたときに、精神が崩れていくのではないでしょうか。

 

心を平穏に保つためにすることは何も難しいことでなく、自分の心を大切にすることなのです。心を大事に扱うことなのです。

 

与えられたそれぞれの命は大切であることを、自分自身で知ることなのです。自分の命をおろそかにするから他人の命を大事にしないのです。無差別殺人などが起きる社会は恐ろしいの一言でしかありません。世界中で戦争やテロが起きていて、それらも無差別に人を殺していっているので殺人は減らない状況なのです。

 

人殺しに手を染めなくても、いじめで幼い子供や成人した社会人を自殺に追い込むのも殺人だと思います。

 

人間まっすぐに、どんな災難が振りかかっても、挫けずに生きるためには自分しか扱えない自分の心を大事にすることなのです。自分を正しく大事にすれば、人の痛みも理解できるし、人のいやがることはせずに、他人への配慮が生まれます。

 

心に重きを置くとお金への執着は和らぎます。心を忘れて拝金主義に走る経営者が逮捕されるニュースも目にしますが、目先の利益に心奪われると、本当の人間の心が汚れていきます。その汚れは自分で気がつかないほどに加速していきます。

 

心を綺麗に保つことが人生の中心です。

 

それでも人間の心は汚れていくものなのです。だからこそ心のメインテナンスを日々しておかなくてはいけないのです。

 

自分に与えられたひとつの心を大事にする、この意識だけでも物事は変わっていくのです。

 

人間の体は60%が水分と言われますが、人間は100%の心で出来上がっているものなのです。

 

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