昨年9月に仙台市で行われた5年に一度の全国和牛コンテストで京都産和牛が2位を受賞した。
京都府では同大会で1位を受賞した鹿児島県産和牛とコラボしたメニューを3月21日から4月15日まで東京、京都、鹿児島の14店で提供する。
その報道関係者向けの試食会を取材した。
実演、提供されたのは両府県産の和牛。
すき焼きで試食することになった。
試食会場は東京駅前の丸の内ビル35階にあるモリタ屋で、同フェアは前述のとおり3月21日から4月15日まで同店をはじめとする東京、京都、鹿児島の14店で提供される。ただし店舗により提供メニューは異なる。
さて、試食用のすき焼きが出来上がった。
報道関係者全員にそれぞれの肉が配られた。
写真の左が京都府産、右が鹿児島県産だ。見た目は変わらない。
試食した結果だが、あくまでも記者の個人的な味覚としては、またすき焼きという食べ方に限っての話ではあるが、京都府産の方が合っているような気がした。
牛肉を食べてるという感覚が京都府産の方が強く、鹿児島県産は肉を食べているという感覚は少なかった。換言すれば京都府産の方がより私たちの知る牛肉らしいということだろうか。鹿児島県産は今まで食べたことのないような牛肉だった。
もっとも別の食べ方であれば評価は変わるだろう。
写真はメニューの一例だが、値段は少々張るがそれに見合う価値のある味わいとなるはずだ。
見た目にはどちらも変わらないのに、食べると全く違うというのが不思議であった。
ちなみに、前述した感想は同席した記者を含めたそれぞれ違う媒体の記者4名の一致した意見だった。
食べ方により味わいは異なると思われるので、読者の舌で食べ比べて評価をしていただきたい。
※写真はすべて記者撮影