入った瞬間チェックアウトしたくなるほどの恐怖! 謎解きホラールームで絶叫してみた:USJ通信

  by ときたたかし  Tags :  

USJのパークと最寄駅にとにかく近くて、とにかく便利しか感じないユニバーサル・スタジオ・ジャパン・オフィシャルホテル「ホテル ユニバーサル ポート」。同館で<謎解きホラールーム「Story Zero」~ウイルスの恐怖~>特別宿泊プラン(1日1室限定:12月20日まで)を開催していたので軽い気持ちで行ってみたものの、これが悪夢にうなされるほど怖かった!

今回の<謎解きホラールーム「Story Zero」~ウイルスの恐怖~>は、2017年4月に期間限定で登場した宿泊プラン<謎解きルーム 刑事編・探偵編>の続編。部屋に入った瞬間、チェックアウトしたくなるほどの恐怖!

客室のあちこちに隠されている謎のひとつひとつを解き進めるうちに、おぞましい動画を入手することに。その映像に映るヒントを手掛かりに問題解決に挑戦するというもの。部屋には蜘蛛の巣もあり、雰囲気最高だぜ。

この部屋のコンセプトは、過去に人体実験が行われ、今は廃墟と化した研究室! すなわち室内に隠された数々の謎を解いて事件解決に挑戦する<ホラー体験>と<謎解き体験>が同時に楽しめるプログラムということ。

恐怖と頭脳労働に耐えかね、ちょっと休憩しようと思ったら、ベッドまでスペシャルなお事態に! ちなみに白衣のヒト型デザインのベッドのほうは、寝っ転がって顔だけ出すとインスタ映え間違いなし。

無事にワクチンを見つけた人は、オリジナルグッズのプレゼントがあったそうだ。ちなみに筆者は謎解きが得意ではないので、忍び寄る恐怖にも負けておしまい。しかし練りに練られた謎は、非常に満足度の高い体験になることだろう。

この「ホテル ユニバーサル ポート」は、はじめて出会うリゾート&エンターテイメントホテルをテーマにした、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャルホテル。先日、第2ホテル建築中のニュースも飛び出すなど、ますます人気が出そうな気配。今後の展開にも大いに期待したい!

■ストーリー:
とある製薬会社の研究室では、万病に効く特効薬を作るべく、細胞活性化ウイルスの研究が行われ、博士とその恋人はその研究に携わっていた。ところがある日、恋人が不慮の事故で死んでしまう。悲しみに暮れる博士は、自身の研究が、不老不死の体を創り出すウイルスとなり得る可能性に気付く。人がいなくなった研究室で、毎夜、遺体保管所から恋人の死体を持ち出し、ウイルスを投与する博士。ある日奇跡は起こり、恋人は動き出した・・・そして、博士を襲った。それはもう、人間ではなかった。博士が生み出したのは、この世に死をもたらすウイルスと怪物だった。

※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容などすべての情報は予告なく変更になる場合があります。

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo