秋もいよいよ本格化!今年15周年を迎えたテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」では、「やり過ぎ」をテーマに様々なイベントが繰り広げられている。現在開催中の秋の恒例イベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」「ハロウィーン・ホラー・ナイト」は、今年も気合いの入った仮装やコスプレで盛り上がる人々が詰めかけ、連日大賑わい。
さてさて、昨年あまりに過激すぎてリタイア者続出&物議を醸しだした「トラウマ~最恐実験病棟~」が、今回は「トラウマ2~最恐実験病棟~」となって復活したとのことで、昨年に引き続き税込2,500円の有料チケットを入手し、単独潜入してきた。
昨年の「トラウマ~最恐実験病棟~」とは何が変わったのか?
ウォークスルーからVR(バーチャル・リアリティ)のアトラクションに変化
最大の違いは、前回のような通常のお化け屋敷のように皆で歩いて先に進むタイプではなくなったという点だ。
あくまで個別に専用ゴーグルを着けてVR映像を体験するシステムに変わっているので、昨年のようにグループで同時には楽しめない。中で1人ずつバラバラになるので、出口で合流することになる。
離したらリタイア!「デッドマン・スイッチ」システムを導入
今年からは専用ゴーグル装着時に握らされる「デッドマン・スイッチ」のボタンを数秒離すことで、リタイアすることが出来るようになった。しかしこのスイッチ、VR映像を観ながらずーっと押し続けていないといけないため、途中でだんだん手が疲れてくる。間違ってうっかりボタンを離してしまわないよう、スイッチを横向きに倒して体験すると少し楽になったので、よろしければお試しを。
設定の変更&注意事項の追加
昨年の「トラウマ~最恐実験病棟~」では、ドSな監視員に罵倒されながら、某心理学者の非人道的な実験に参加させられるという設定だったが・・・今年の「トラウマ2~最恐実験病棟~」では、どんな症状にも効果があるとされる「夢の新薬」の治験に参加するという設定になっている。そのため、基本的に罵倒されることはない。つまり、終始無表情&塩対応。
また、今年も昨年と同様、アトラクション体験前に「誓約書」の提出が必要だが、VR映像中心のアトラクションに変わったため、新たに注意事項が追加されている。今年は「乗り物酔いしやすい人」「高所恐怖症」「先端恐怖症」の人も体験出来なくなっているので、ご注意を。
昨年に引き続き、「各種疾患」「体調不良」「虫恐怖症」の人も体験出来ない。
他にもいろいろ注意事項はあるけど・・・あまりにも誓約書の内容が細かいので、詳しくは公式HPで確認を。
やはり今年も過激さ&グロさは健在!しかし昨年体験した人には正直物足りないかも・・・
やはり今年も過激さ&グロさは健在でした。今年初めて体験する人は、スプラッター映画や「グロ注意」なアニメなどに耐性があるなら、大丈夫かと。ホラー要素よりも「グロ要素」が満載。今年は特に臭い・接触行為等に敏感な人や流血系が苦手な人はキツいかも。
しかし、昨年の「トラウマ~最恐実験病棟~」を経験した身としては・・・正直物足りなさを感じた。
身体拘束等過激な演出はあるものの、VR映像メインになったためか、昨年よりはグッと敷居は下がった模様。(相当苦情でも出たのだろうか・・・)
昨年とは全くの「別物」と割り切ってしまえば、楽しめるだろう。
セットも隅々まで凝っているし、何よりおひとり様でも周りを気にせず入れるのはありがたい。
今年の「トラウマ2~最恐実験病棟~」でも、やはり前回と同様「ネタバレ厳禁」とのこと。なので、残念だが今回も昨年同様詳しい内容は書けない。気になる方は是非実際に突撃を!
(写真はすべて星川千都瀬が撮影した)